【浦和】ギアクマキス移籍問題、ポステコグルー監督「結論に達していると思うが…」。『スカイ』もアトランタ行き“確実”と報じる
セルティックのギアクマキス。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
リヴィングストン戦、前田大然と古橋亨梧のゴールで、セルティック3-0勝利!
スコットランド1部セルティックFCのアンジェ・ポステコグルー監督はこのほど、リヴィングストンFC戦前に応じた『BBC』の取材で、改めてJ1リーグ浦和レッズとメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドFCが獲得を目指していると報じられてきたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)の動向について言及した。
スコットランドの移籍市場は1月31日で締め切りに。ただ、Jリーグは1月6日から3月31日まで、MLSは1月31日から4月24日までが選手登録期間になっているため、いずれのリーグへの移籍は可能となっている。ただ、セルティックとしては、選手登録期間を終えたため、ここで今季の最終的な陣容を固める段階にはある。
ポステコグルー監督はギアクマキスの状況について、「結論に達していると期待していますが、まだ何も確定していません」と語った。
いわゆる“デッド・ラインデー”の1月31日に向けて目立った動きはなく、その点について、前横浜F・マリノスの指揮官は次のように語っている。
「私たちの戦略の観点からは、この期間を通して達成できて、本当にポジティブなウインドーになったと思います。ここからは集中してやっていけるはずです」
今冬は小林友希、岩田智輝らを獲得したが、意図的に早い段階で補強のオペレーションを終えたのか、という問いには、その通りだと頷く。
「サポーターの中には、昨日(31日)は盛り上がりに欠けたとがっかりしている人もいるかもしれません。でも、みんななぜ最後の最後まで待つのか、私には理解できません。特にスコットランドでは大きな試合が続きます。早い段階でビジネスが成立するのは、大いに意味があります。それは、私たちにとって、とても良いこと。もちろん、見るべき立場によって、常にそうだとは限らないことも分かっています」
そのようにファン・サポーターの思いも理解しつつも、現場をあずかる指揮官としては強化担当者が良い仕事をしてくれたと評価している。
またギリシャメディア『SDNA』に続いて『スカイ』も2月1日、ギアクマキスがアトランタへの移籍で合意したと報じている。
リヴィングストン戦は、カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の前田大然、古橋亨梧らがゴールを決めて、セルティックが3-0で勝利を収めている。