長谷部誠、ハンパない!最年長出場を更新し無失点勝利。リベロでフル出場、正確無比のラインコントロール。フランクフルトがヘルタに3-0完勝

鎌田大地も先発、69分までプレー。

[ブンデスリーガ 19節] フランクフルト 3-0 ヘルタ・ベルリン／2023年２月４日15:30（日本時間23:30）／ドイチェバンク・パルク

　ドイツ・ブンデスリーガ19節、アイントラハト・フランクフルトが3-0でヘルタ・ベルリンに勝利を収めた。１月18日に39歳の誕生日を迎えた長谷部誠がリベロでフル出場を果たし、自身のクラブ史上最年長出場記録を更新するとともに、無失点勝利のレコードも作った。カタール・ワールドカップ（W杯）にも出場した日本代表MF鎌田大地もボランチで先発し、69分までプレーしている。

　３連敗中のヘルタに対し、フランクフルトが立ち上がりから攻勢に立つ。すると21分、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニが突破から得たPKを決めて先制。さらに28分には前線の連係から２点目を奪ってみせる。

　この日キャプテンマークをつけた長谷部は抜群のラインコントロールでコンパクトな陣形を保ち、確実にマイボールにしていくことに貢献。そして90＋３分、今季加入したオーレリオ・ブタがコーナーキックの流れからしっかり左足で合わせて決めて、トドメの３点目！　

　長谷部を中心にフランクフルトは試合終盤のパワープレーにも上手く対応し、無失点勝利をもたらした。一方、鎌田は確実にボールを収めて起点になったが、ゴールに直結する仕事をできずやや不満そうだった。

　フランクフルトは10勝５分４敗の勝点35で５位に浮上している。