久保建英がMOMに選出。ハイプレスから決定機を引き出す。しかしソシエダ、バリャドリードに痛恨の1敗
バリャドリード戦で攻め込むレアル・ソシエダの久保建英(右)。 (Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
リーグ7戦無敗でストップ。
[スペイン1部 20節] R・ソシエダ 0-1 R・バリャドリード/2022年2月5日18:30(6日2:30)/レアレ・アレーナ
スペイン1部リーグ20節、レアル・ソシエダがレアル・バリャドリードに0-1で敗れた。R・ソシエダはリーグ7試合無敗でストップ。公式戦8連勝のあと敗れたアウェーでの前回対戦に続き、バリャドリードに今季ダブル(2敗)を許した。
R・ソシエダは負傷したダビド・シルバらを欠き、日本代表MF久保建英が右MFで先発。39分には久保のGKへのハイプレスが始点となり、ボール奪取にも成功。その流れからアレクサンデル・セルロートのポストを叩く決定機も生まれた(これが決まっていれば……)。
しかし強度の高い守備と高さを最大限に活用するバリャドリードに、ホームチームは苦戦。テクニックでは上回るものの、パワーで対峙すると後手を踏む。そして73分、右クロスからサイル・ラリンにヘッドで決められてしまう。
久保は試合終盤にはトップ下でもプレー。最後は自身の仕掛けからも何度かチャンスを作り出すなどフル出場したが、ゴールを割ることはできなかった。シュート数ではR・ソシエダ15本とバリャドリード7本を上回ったが、最後までインテンシティの高かった相手ゴールを攻略できず試合終了を迎えた。
RCDマジョルカに敗れた2位レアル・マドリードに詰め寄るチャンスでもあったが、3位R・ソシエダが痛恨の1敗。それでも久保がラ・リーガ選定のマン・オブ・ザ・マッチに選出。ただ試合後は悔しそうに肩を落とす姿がカメラに映し出された。
R・ソシエダは次戦、日本時間2月14日5時からRCDエスパニョールと対戦する。