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【浦和】スコルジャ新体制、サイドアタッカーに求められる得点力。大久保智明「そこにこだわっていく」

浦和の大久保智明。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

松尾佑介が移籍したなか、より求められるフィニッシュに絡む役割。

 J1リーグ浦和レッズのMF大久保智明は2023シーズン、よりゴールにこだわる――。

 中央大から加入3シーズン目(2019年から特別指定選手としても登録)、マチェイ・スコルジャ新監督のもと、その攻撃センスを一段と開花させる“予感”を漂わせている。

「今年はよりそこ(フィニッシュに絡む役割)が求められています。監督も前の選手には、フォワード、トップ下だけではなく、サイドの選手にも得点力を求めていると話をしてくれています。自分もそこにこだわっていきます」

 リカルド・ロドリゲス前体制下では、コーチと試合などを分析して振り返った際、「ゴールから遠い位置にいすぎたとは感じていました」と課題を感じたそうだ。スコルジャ監督はより前へ向かう姿勢を示す。

 ゴールに襲い掛かる――そんなシンプルだが重要な仕事を求めれ、「少しずつゴールに近いポジションを取れてきています」と頷く。いわきFCとのトレーニングマッチでもチャンスに絡めて、「ゴールは近いと感じています」と、少なからず手答えは得られた。

 もちろんライバルの多いポジションだ。昨シーズンはリーグ23試合・1得点。松尾佑介がベルギーに移籍したこともあり、ドリブラーとして果敢に挑んでいく、そんな大久保に期待も膨らむ。

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