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【FC東京2-0浦和】両チーム交代策で明暗。OGと渡邊凌磨が一撃、レッズは酒井宏樹のサイドが崩される

渡邊凌磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

浦和は後半シュート1本に終わる。

[J1 1節] FC東京 2-0 浦和/2023年2月18日14:00/味の素スタジアム

 J1リーグ開幕1節、FC東京がオウンゴールと渡邊凌磨の得点で、浦和レッズに2-0の勝利を収めた。

 前半は両チームともに球際への厳しいプレスで、互いに主導権を思うように握れず。ただ、東慶悟、ブライアン・リンセンらが激しい消耗戦により、前半で退くことに。

 そしてハーフタイムを挟みFC東京は東から安部柊斗、浦和は後半早い段階の55分にダヴィド・モーベルグから松崎快に交代。この両チームの交代策が明暗を分ける一つ大きなポイントとなった――。

 浦和は右サイドの推進力がむしろ減退。そこで安部らに押し込まれる。

 すると66分、安部が松崎をかわしてクロス。これが小泉佳穂に当たってオウンゴールとなって、FC東京の先制点に――。

 さらに74分、ホームチームは再び左サイドを攻略。渡邊が2点目を決めてみせた。

 浦和は興梠慎三、関根貴大らを投入するものの流れを変えられず。また酒井は球際の強さを見せつけたものの、高い位置まで上がるものの戻り切れないシーンも目立ち、81分、大畑歩夢と交代している。

 試合はそのままFC東京が2-0で勝利。浦和は後半、大久保智明の1本のみしかシュートを打てなかった。

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