【浦和】「全てがいい流れで試合に臨めた」リンセンが横浜F・マリノス戦でのゴールを誓う
浦和のリンセン。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
コンディションの良さをアピール、あとは結果――。
[J1 1節] FC東京 2-0 浦和/2023年2月18日14:00/味の素スタジアム
J1リーグ浦和レッズのオランダ人FWブライアン・リンセンが開幕のFC東京戦、4-2-3-1のセンターフォワードとして先発し、オフサイドになったものの二度の惜しいチャンスを作り出すなど気を吐くパフォーマンスを見せた。しかし今季初ゴールはならず。順調にプレシーズンを過ごしてきたという32歳のストライカーは悔しさを滲ませつつも、「来週決めるよ」と2節・横浜F・マリノス戦でのゴールを誓った。
「前半は互いが攻撃し合い、多少オープンなゲームになりました。後半早い時間にゴールを与えてしまい、失点したあと私たちも取り返しに行きましたが、逆にその1点が相手にエネルギーを与えてしまいました」
「ハイプレスがハマってボールが奪い切りチャンスもできました。ただ、そこからいかにフィニッシュまで持ち込むかが課題です。いろいろな面で向上しなければいけませんね」
リンセン自身も惜しいシュートを決め切れず。また決定機になりかけた場面では、ダヴィド・モーベルグにパスが通らず――。その2つの“あと少し”を悔やんだ。リードを許したなか、後半途中、興梠慎三と交代している。
昨年夏に加入し、初めてシーズンインからJリーグに挑むリンセン自身は、「コンディションが良く、全てがいい流れで試合に臨むことができました。見てもらえたように、前半いい流れでした。ただし結果が伴いませんでした」と状態の良さを語る。
ゴールがほしい――。そう話を振ると、リンセンは「イエス、ネクスト・ウィーク」と笑顔を浮かべ、横浜FM戦での一発を誓っていた。
浦和は次節2月25日、再びアウェーで昨季J1リーグ王者の横浜F・マリノスと対戦する。