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【サプライズ】鎌田大地がドルトムント移籍で「口頭合意」。来季から5年契約、間もなくサイン

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

他に3クラブからアプローチ。フランクフルトも残留オファー。フリートランスファーに――。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属しているカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表のMF鎌田大地が2月24日、来季に向けてフリートランスファーとなって同リーグのボルシア・ドルトムントに移籍することが濃厚になった。

 移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏がツイッター(@FabrizioRomano)で、「口頭合意」に至ったとレポートした。

「ボルシア・ドルトムントが6月に鎌田大地をフリートランスファーで獲得することに迫っている! 近日中にサインする可能性もある。鎌田はあと3クラブからアプローチを受けているが、BVB(ドルトムント)と5年契約で口頭で合意した」

『シュポルト1』では、ドルトムントが昨年11月の段階で、獲得に向けて“軽いコンタクト”を取っていると報じていた。

 現在首位バイエルン・ミュンヘンと勝点43で並びリーグ2位につけるドイツの強豪は、イングランド代表の“神童”ジュード・ベリンガムの近い将来の移籍が確実視されている。そのため鎌田を「補強リストの最上位」にして交渉していた。

 BVBとしては、トップ下、インサイドハーフ、左ウイング、ボランチとプレーできる鎌田が、チームの課題である攻撃のバリエーションを増やす役割に一役買うタレントだと評価していた。

 さらにトッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッド、エバートンFCなど複数のイングランド・プレミアリーグ勢、イタリア・セリエAのユベントスFC、ACミランなどが鎌田をチェックしていると言われてきた。またフランクフルトからも延長オファーが提示されていた。

 鎌田はこれまでもビッグクラブへの移籍が噂されてきた。しかし正式オファーには至らず、鎌田自身も「フランクフルト以上のクラブはなかなかない」と胸中を明かしていた。

 ただ、今回はフリートランスファーになっての移籍に。『ビルド』によると、ビッグクラブ入りが叶えば、フランクフルトの倍以上のサラリーを得られるだろうという。

 鎌田自身も日ごと欧州中で広まる様々な噂を鎮静化させ、プレーに集中したい思いがあるに違いない。

 香川真司が一時代を築いたドルトムントのユニフォームを、2023-24シーズン、鎌田が着るのだろうか!?

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