上田綺世、日本代表のエースストライカーに名乗り。セルクルで衝撃2ゴール!! 最近6戦6得点
上田綺世。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
上田らしい抜け出しから――。
[ベルギー1部 28節] セルクル・ブルージュ 3-1 セラン・U/2023年3月4日18:15(日本時間5日2:15)/ヤン・ブレイデルスタディオン
ベルギー1部セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世がセラン・ユナイテッド戦、1-1で迎えた32分と55分に2ゴールを奪い、逆転勝利に大きく貢献した。上田は今季リーグ通算13ゴールに伸ばした。
まさに上田らしい無駄のないゴールだった――。
上位4チームによる決勝ラウンド進出に可能性を残したいセルクルは先制されながらも31分に追い付く。するとそのキックオフ直後の1分後、ルーズボールに反応した上田が左足でコントロール。DF2人の間を抜けて、右足でねじ込んでみせる。
さらに55分、自身のプレッシングから相手ミスを誘発。その流れからスルーパスに抜け出した上田が右足で鋭いショットを突き刺して、この日2点目! チームは3-1とリードを広げ、そのまま逃げ切ってみせた。
鹿島アントラーズから加入1シーズン目の上田は、ここ最近リーグ6試合で6ゴールと絶好調。チームは10勝10分8敗の勝点40で、UEFAヨーロッパリーグ出場権を争うプレーオフ圏8位につけている。決勝ラウンドまでは6ポイント差だ。
カタール・ワールドカップ(W杯)を経て最初となるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の活動が、今月に行われる(24日ウルグアイ代表戦@国立、28日コロンビア代表戦@ヨドコウ桜)。日本のエースストライカーへ――名乗りを上げる圧巻の活躍ぶりだ。