【浦和】伊藤敦樹が絶好調の新潟・涼太郎と対決へ「最初の一発目、ガツンと行きたい」

水色ユニで神戸戦決勝弾、「さらに歴史を変えていきたい」。

[J1 ５節] 浦和 – 新潟／2023年３月18日15:00／浦和駒場スタジアム

　J1リーグ５節、浦和レッズがアルビレックス新潟と対戦する。この対決を楽しみにしている一人がMF伊藤敦樹だ。元チームメイトである現在絶好調の伊藤涼太郎とのマッチアップ――そこで上回り、自身もリーグ２試合連続ゴールを狙う。

　ボランチの伊藤と、トップ下起用が予想される涼太郎とはマッチアップする構図に。伊藤はそのファーストプレーで“ガツン”と行きたいと言う。

「本当にすごく上手くて、今季はゴールもアシストもしている“怖い選手”。やはり意識します。涼太郎くんを自由にさせないことが大事なので、最初の一発目、しっかりガツンと行きたいです」

「（涼太郎と予想されるマッチアップの構図は？）自分の後ろでフリーでもらおうとしてきたり、前にも下りてきたりすると思うので、マッチアップは必ずあります。まずファーストプレーで潰したい。そこでかわされたら涼太郎くんのペースになってしまいます。試合の入りを大事にしたいです。今は自信を持っていると思うので、リスペクトしつつも、いいマッチアップをしたいです」

　涼太郎は今季これまで４試合・２得点・２アシストと、新潟の全得点に絡む活躍を見せている。むしろ、この試合の勝敗のカギを握るバトルの一つになる。

　ちなみに前節のヴィッセル神戸戦では伊藤自身のゴールで、水色ユニフォームでの“クラブ初勝利”を収めた。93・94年に着用していたが未勝利だった歴史について、24歳のボランチは「話は聞いていましたが、まだ生まれる前だったので……」と、あまり気にしていなかったという。この１勝で追い風に乗り、「歴史に残る１勝と言えますね。水色ユニとともに、さらに歴史を変えるシーズンにしたいです」と誓っていた。