【浦和】ルヴァン清水戦、GK牲川歩見が先発か。ホセ・カンテのメンバー入りは!?スコルジャ監督「ACL決勝」にも言及
浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA
鈴木彩艶がU-22代表遠征で不在、「ニエの可能性が高い」。
[ルヴァン杯 GS2節] 浦和 – 清水/2023年3月26日15:00 /浦和駒場スタジアム
ルヴァンカップ・グループステージ(GS)2節、浦和レッズが3月26日に清水エスパルスと対戦する。マチェイ・スコルジャ監督が24日、オンラインによる取材に応じて、その一戦に向けた抱負などを語った。
GKはGS初戦の湘南ベルマーレ戦(△0-0)に臨んだ鈴木彩艶がU-22日本代表の欧州遠征に参加しているため不在に。西川周作が臨み万全を期すのか、あるいは、これまで出場機会を得られずにいる牲川歩見や吉田舜に出番があるのか? そう問われた指揮官は少し考えたあと、「ニエの可能性が高いです」と答えた。
また、すでにメンバー登録されたホセ・カンテについて。果たして清水戦でのメンバー入りはあるのか? この質問に指揮官は「そこは今、私自身としても答を出せていません。明日の練習を見てになります。試合前日練習によって、最終的に判断したいと思います」と慎重を期し、決して焦らない姿勢を見せた。
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また、今季5試合を終えてのこれまでの戦いぶりを問われたスコルジャ監督は少し首を傾げて、「フィフティ・フィフティ(五分五分)という感じです。もちろん、もっといい結果を望んでスタートを切りました。ただ試合の状況や流れを変えられる場面が何度もあったので、そこは良かった点に挙げられます」と語り、次のように続けた。
「1試合ごとに良くなっていると思いますが、まだ時間が必要だと感じます。一つ言えるのはJリーグは、監督の力が要求されるリーグだということ。それは自分にとって好ましいことです。例えばポーランドリーグのほうがフィジカル的な要素を求められますが、日本はより純粋なサッカー的なところが要求されます」
そして清水の印象について。ポーランド人指揮官は「リーグ戦とルヴァンカップでメンバーが変わっているのでコメントしづらいところがあります」と前置きしたうえで、「よいビルドアップを持っています。(チアゴ)サンタナが出場すれば、ペナルティエリア付近でより気を付けなければいけないと思います」と、昨季J1得点王を警戒する選手に挙げた。
そして指揮官の口から「ACLファイナル」という言葉も出た。
これまでメンバーをある程度固定して戦ってきた理由を問われると、スコルジャ監督は「二つあります」として、その一つが「昨季から新たな要素を加えているので、まず連係を高めていくこと」。加えて「36日後にACL決勝が迫っています。そこへできるだけいい準備をしていきたいと思っています」として、ここから次第に AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ファイナルへのモードに突入していく。