【日本代表】コロンビア戦 選手コメント&ひと言寸評。久保建英「ガムシャラなのは良かったが、ちょっと雑になった」、三笘薫「勝利に貢献できるプレーをしていきたい」、キャプテンマークつけた板倉滉「重さがこれまでの比でなかった」
コロンビア戦で先制点を決めた日本代表の三笘を、チームメイトが祝福。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
トップ下に抜擢の西村拓真「負けたことが一番悔しい。ここからやるしかないとポジティブに捉えている。今の実力」
[キリンチャレンジ杯] 日本代表 1–2 コロンビア代表 /2023年3月28日19:20/ヨドコウ桜スタジアム
「キリンチャレンジカップ2023」の第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)はコロンビア代表に1-2の逆転負けを喫した。
選手の試合後のコメントとともに、全選手のひと言寸評をまとめた。
【日本代表│コメント&ひと言寸評】
GK
23 シュミット・ダニエル
高さと強さで安定感はあったが、驚愕バイシクルで失点。
DF
2 菅原由勢
2試合連続で右SBとして先発、今回フル出場。守備面で後手を踏んだ。
4 板倉滉
ゲームキャプテンを担当。その腕章に「ユースや年代別でキャプテンを務めたこともあるが、重さと責任は比ではなかった」。
26 伊藤洋輝
今回はCBで先発し、途中から左SBに入る。ロングキックでの打開を試みていった。
5 バングーナガンデ佳史扶(▼59分)
21歳の左サイドバックが先発抜擢。しかし負傷し途中交代。試合後のミックスゾーン(取材エリア)には現れず。状態が心配だ…。
MF
13 守田英正(▼78分)
右サイドに流れてのクロスで三笘弾をアシスト。インサイドハーフ的な役割が今後は増えそうだ。
15 鎌田大地(▼HT)
所属先のアイントラハト・フランクフルトで起用されるボランチに入る。攻撃面ではセンスが光るものの、守備面で後手を踏みハーフタイムで交代に。
9 三笘薫(▼78分)
開始3分にジャンプヘッドで先制弾。「もっとシュートチャンスに絡み流れを変え、一人剥がしてクロスを上げるなどチャンスを作っていきたい。チームで求められるところと、自分ができることを上手く考えながら、勝利に貢献できるプレーをしていきたい」
19 西村拓真(▼59分)
トップ下で先発も無得点。「負けたことが一番悔しいです。ここからやるしかないとポジティブに捉えています。今の実力です」
14 伊東純也
ボールを持つと常に脅威を与えた。フル出場を果たし、バイタリティ溢れるプレーを披露。
FW
20 町野修斗(▼HT)
「両サイドにスピードのある選手が入り、自分はペナルティエリアの幅での仕事に集中した。前を向いた選手を有効的に使うことを意識した」。ただ、町野自身がシュートまで持ち込めず、「まだだまだだなと」そこを今後のテーマに突き詰める。
▼交代出場
FW
21 上田綺世(△HT)
いろいろな対応やプレーができていると実感を得ている。「だからこそ、あれ(ポストを叩くなど決定機2回)を決めきるかどうかで雲泥の差。そこを決めきるようにならなければいけない」その手応えを、あとは結果につなげるだけだ
MF
6 遠藤航(△HT)
アンカー的な立ち位置で、守田らを前に出してバランスを取った。それでも「相手が修正してきたところに対応しきれなかった」と反省。
MF
8 堂安律(△54分)
中心選手としての自覚。「W杯が終わってみんなが期待してくれていたなか1勝もできなかったことは、いくら新戦力が加わったことなどがあったとはいえ、これではダメでした。明らかにシュートチャンスが少なかった。戦術の新たな取り組みをしていると言っても、試合終盤に見せた、しっかり球際に向かい、早い切り替えから相手陣内でボールを回していった、あの姿勢を始めから見せていきたい」
DF
22 瀬古歩夢(△59分)
森保ジャパン第2章の幕開け、2試合に出場。「個々が上手かっただけに、もっと距離を詰めて、どこで奪いに行くかをハッキリさせたかった。アピールしたかったが、自分の物足りなさも感じたので、所属チームでさらに追求していきたい」
MF
11 久保建英(△59分)
途中出場からアグレッシブにチェイシングなど見せたが得点をもたらせず。「なんとか流れを持ってきたかったが、そこで失点してしまった。ガムシャラなのは良かったものの、僕を含めてちょっと雑になってしまった。気持ちを前面に押し出したがゆえに、最後のところが“惜しい”で終わってしまった。そこは選手間でも試合後に話をしました」
FW
18 浅野拓磨(△78分)
最後のカードで投入されたが得点ならず、「ゴールと勝利に、とにかく僕はこだわっていきたい」。