ルイス・エンリケがチェルシーと交渉のためロンドン入り。本命はナーゲルスマン!? W杯でスペイン代表を率いて日本代表と対戦
カタールW杯の日本代表戦に臨んだ際のスペイン代表ルイス・エンリケ監督。(Photo by Stu Forster/Getty Images)
「100パーセントの意欲を示す」
前スペイン代表指揮官であるルイス・エンリケ(Luis Enrique)が4月5日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCの新監督候補として交渉に臨むため仲介人とともにロンドン入りした。ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンを解任されたユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)も「有力候補」と言われる。両者は条件に加えクラブとの方向性や指向性などを確認し合いながら一本化される。
移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が同日、次のようにツイッター(@FabrizioRomano)でレポートした。
「ルイス・エンリケはチェルシーと話し合うため、仲介人とともにロンドンに到着した。ルイス・エンリケは、チェルシーの監督就任へ100パーセントの意欲を示す。チェルシー、有力候補のナーゲルスマンとも交渉を継続する」
その3時間前には、「チェルシーとナーゲルスマンの接触は、日曜日から。ドイツ人監督が有力候補として決断するため、交渉は今日も続きそうだ。ルイス・エンリケは依然としてリストの一人。 チッチ、スパレッティ、デ・ゼルビもリストアップされているが、これまで接触はなし」とも伝えていた。
FCバルセロナで選手・監督して黄金期を築いた52歳のルイス・エンリケは2018年7月、スペイン代表監督に就任。カタール・ワールドカップ(W杯)ではグループステージで日本代表に敗れたものの決勝トーナメントに進出。しかしモロッコ代表に敗れて、ベスト16に終わり、契約満了に伴い退任していた。