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バルセロナのサポーター、10分間メッシ復帰熱望コール。レアル・マドリードとのクラシコで大敗…

リオネル・メッシ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

FFPの問題解決が条件に。

 スペイン1部のFCバルセロナは4月5日、コパ・デル・レイ準決勝のセカンドレグで、レアル・マドリードに0-4の大敗を喫し、2試合トータル1-4でトーナメントから姿を消した。

 その試合でのバルササポーターの“希望”のコールが話題を集めている。

 エル・クラシコの夜。カンプ・ノウでリオネル・メッシ(Lionel Messi,パリ・サンジェルマン)のチャントが約10分間にわたって歌われたのだ。

 メッシ復帰を願う“叫び”――。果たして35歳のレフティの帰還はあるのだろうか。

 このほどサウジアラビア1部アル・ヒラルが、今季でパリSGとの契約満了を迎えるメッシの2023-24シーズンの獲得に向けてオファーを提示。実に年俸4億ユーロ(約577億円)の価値があると評価しているというのだ。

 一方、メッシはヨーロッパでの戦いを優先したい意向を示しているという。

 そしてバルセロナもオファーの準備をしている。ただ財務状況が決して芳しいとは言えず、「ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題がクリアされれば」という条件付きになっている。

 また、メッシとパリSGの契約は1年間の延長オプションがついていると言われる。ただし現時点で、メッシはパリSGと「サッカー面の保証」で条件が折り合わず、交渉の優先順位的には下だという。

 今回のファンとサポーターによる熱望の合唱を受けて、メッシのバルサ復帰の可能性がグッと上がったかもしれない。

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