【移籍】バルセロナが三笘薫を獲得へ! ファティ+金銭の実質トレードか
三笘薫。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
約97億円の移籍金を下げるために。
スペイン1部FCバルセロナが2024-25シーズン、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する日本代表FW三笘薫(Kaoru MITOMA)の獲得を検討しているという。現在バルサからブライトンに期限付き移籍中である21歳のアンス・ファティ(Ansu Fati)との実質トレードの案も出ているそうだ。
三笘は川崎フロンターレを経てブライトンに完全移籍。2021-22シーズンはベルギー1部ロイヤル・サンジロワースにレンタルされた。そして2022-23シーズンからブライトンでプレー。今季これまでリーグ17試合・3得点・5アシストを記録している。
同サイドでプレーしてきたエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンの離脱なども響いて、26歳のアタッカーは昨季ほどの爆発を見せられずにいる。ただ、それでもプレミアリーグを代表するウインガーの一人に挙げられる。昨季王者マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が来日した際「ミトマは本当にいい選手だ」と具体的に名前を挙げていたのは、今なお記憶に新しい。
『フットボール・プレミアム』は2月7日、スペイン人ジャーナリストであるフェラン・コレアス氏の(エックスのアカウントは @ferrancorreas)の情報を引用したうえで、「バルセロナが三笘に注目している」とレポート。2027年までの大型契約を更新した三笘だが、市場価格は5000万ユーロ(約97億円)と言われる。
経営難にあるバルサはこの額を引き下げるため、現在ブライトンにレンタル移籍中の「ファティを契約に含めることで、その移籍金の額を引き下げたいと考えている」という。つまり三笘と「ファティ+移籍金」のトレードが、一案に浮上しているということだ。
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サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)として臨んだカタール・アジアカップを終えた三笘はブライトンに合流。負傷明けであったが、問題がなければ、日本時間2月10日24時から元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナム・ホットスパーFCとの大一番を迎える。