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【浦和】ユンカー対策、「レッズにはホイブラーテンがいる」。スコルジャ監督“秘策”あり!?グランパス戦へ「名古屋にも弱点はあり、そこを突きたい」

名古屋戦に向けて抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA

モーベルグの状態、ホセ・カンテの次戦起用は?

[J1 7節] 名古屋 – 浦和/4月9日15:00/豊田スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が4月7日、オンラインによる記者会見に応じて、9日のアウェーでの名古屋グランパス戦に向けて抱負を語った。

 リーグ4連勝で4勝2敗の3位と勢いに乗るなか迎える、現在4勝1分1敗で2位と好調な名古屋との一戦。上位対決へ指揮官は「私たちにとって大きなチャレンジ。その名古屋にも弱点はあり、そこを突きたいです」と意欲を示した。

「名古屋が今の順位にいるのは決して偶然でないと思います。非常にいいサッカーをしていて、スペースの使い方がとても上手いです。私たちにとって大きなチャレンジになります。ただ、その名古屋にも弱点はあり、そこを突きたいです」

 浦和から名古屋へ期限付き移籍中のFWキャスパー・ユンカーは契約により、レッズのホームゲームには出場できない。浦和戦はこの豊田のみピッチに立てる機会になる。このデンマーク人ストライカーをいかに止めるかが、一つ重要なポイントになる。

 ただ、指揮官はノルウェーリーグのボーデ/グリムトでユンカーと同僚だったDFマリウス・ホイブラーテンがいると胸を張った。

「ウチにはホイブラータンがいます。ユンカーとは元チームメイトで仲もいいです。彼の止め方は誰よりもよく分かっているはずです」

 スコルジャ監督は笑みを浮かべつつも、そのように自信を持って言った。

 そして名古屋とは激しい球際での攻防が増え、コンフリクトの目立つ試合になるケースも多い。激しいデュエルの応戦などで感情的になることもありそうだが、指揮官は選手たちに「チームのための責任」を大切するように求めていくという。

「チームのことを考え責任感を持って戦うことが大切です。タフな試合、コンタクトの多い試合になってくれば、技術面ではなく精神面からのミスも出てきます。選手たちにはそのあたりもアプローチし、もしも試合展開がそのように流れたとしても、レッズの選手たちはしっかりやってくれるはずです」

 また、最近の公式戦2試合を欠場しているダヴィド・モーベルグだが、「メディカル的な問題があり、もうプレーできる状態になっています」と、コンディションを上げてきたという。また、ルヴァンカップの川崎フロンターレ戦でデビューしたギニア代表FWホセ・カンテについて、名古屋戦のメンバー入りはあり得るものの、フル出場できるコンディションにはまだないと説明していた。

 名古屋対浦和の一戦は9日15時にキックオフを迎える。

Posted by 塚越始

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