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【鹿島1-5神戸】大敗で4連敗…岩政監督「やらなければいけないこと多い」。大迫勇也が植田直通を振り切り圧巻ゴール

鹿島の岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「勝負どころをなかなか嗅ぎ分けられず試合を進めてしまった」

[J1 8節] 鹿島 1-5 神戸/2023年4月15日16:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ8節、鹿島アントラーズがヴィッセル神戸に1-5の大敗を喫し、ホームでの勝利はまたもお預けとなった。リーグ4連敗。

 個で局面を凌駕していく。本来鹿島が得意とする戦い方を、神戸に――しかもカシマスタジアムでものの見事にやられた。

 24分、コーナーキックから大迫勇也が植田直通に競り勝ち先制ゴール。そして前半アディショナルタイムの45+2分、ディエゴ・ピトゥカのマークに対する大迫の鬼キープから、パスを受けた齊藤未月が左クロス。最後は武藤嘉紀がジャンプヘッドで安西幸輝に競り勝ち、チーム2点目を叩き込む。

 さらに48分に大迫がハンドで得たPKを沈め2点目。そのあとも72分に背後への抜け出しから佐々木大樹のファインゴール、85分には完璧な崩しから武藤が再び決めた。鹿島は鈴木優磨のヒールショットによる1点のみ……。5-1で勝利を収めた神戸が首位をキープ。一方、鹿島は4連敗で5試合負けなしとなった。

 岩政大樹監督は試合後のフラッシュインタビューで、「選手たちはよく戦ってくれましたし、サポーターも最後まで声を枯らしてサポートしていただいて、この点差の中でも、よくやってくれたと思います」と語った。

 指揮官は「前半はお互い敵陣に入れば、動かしたいようにできていたと思います。神戸の質が高く、強いチームという印象を受けました」と語り、「勝負どころをなかなか嗅ぎ分けられず試合を進めてしまいました」と敗因を挙げた。今後については、「選手は最後まで点を取り返す姿勢を見せてくれました。負けたのは僕の責任。僕がいろいろやらなければいけないことが多いと思います」と唇を噛み締めた。

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