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すごい!上田綺世が一時得点王の18ゴール。鹿島先輩の鈴木優磨を超す、セルクルPO2進出

上田綺世。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

来季5大リーグへの移籍も視野に。

[ベルギー1部 34節] ズルテ・ワレヘル 2-3 セルクル・ブルージュ/2023年4月23日18:30(日本時間24日1:30)/Elindus Arena

 ベルギー1部セルクル・ブルージュのFW上田綺世がベルギーリーグ1部のレギュラーシーズン最終34節、ズルテ・ワレヘル戦で今季通算18点目のゴールを決めた。海外挑戦1年目にして、一時得点ランク1位と並び、最終的には2位タイに。鹿島アントラーズの先輩である鈴木優磨がシント=トロイデンVVで記録した17得点を上回った。試合は3-2で勝利を収め、プレーオフ2進出を決めた。

 セルクルは開始6分、先制に成功。そこから畳みかけると、8分、右クロスからゴール前で混戦になり、最後、上田が体を投げ出すようにして右足でねじ伏せて2点目をもたらす。 

 上田はさらにPKでゴールネットを揺らして、1点を追加したかと思われたが……。滑った際にボールに足が二度当たったとして、ファウルで取り消された。

 しかしそのあと2失点を喫して同点に。セルクルは勝利が必須で、さらに他チームの状況によってプレーオフ2進出を果たせるという状況だった。そして再び挽回すると、83分、ティボ・ソマーズが決めて、3-2と執念の勝ち越し! 他チームの結果を受けて、セルクルがプレーオフ2の出場権を手に入れた。

 上田は今季レギュラーシーズン34試合・18得点・1アシスト。一時得点ランクトップタイに並んだが、KAAゲンクのユーゴ・カイペルスが19点目を決めてしまったため2位タイに。プレーオフに進んだため、24歳のストライカーは「得点王」へ望みをつないでいる。

 終盤13試合・11得点とシーズン終盤にゴールを量産する圧巻の活躍を披露。2023-24シーズン、5大リーグへの移籍が視野に入ってきた。

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