ついに連敗ストップ、岩政監督「選手たちとサポーターのメンタリティ。鹿島の伝統がここにあった」。新潟に2-0、リーグ6試合ぶり勝利
鹿島の岩政監督。(C)KASHIMA ANTLERS
4-4-2採用、「後ろからボールを動かす時の景色が見えやすくなるようにと考えました」
[J1 9節] 新潟 0-2 鹿島/2023年4月23日14:00/デンカビッグスワンスタジアム
J1リーグ9節、鹿島アントラーズが鈴木優磨と垣田裕暉のゴールでアルビレックス新潟に2-0の勝利を収め、リーグ戦の連敗を「4」で止め、6試合ぶりの勝利を手にした。
鹿島の岩政大樹監督は試合後のDAZNのインタビューで、「(久々の白星に)長かったですから……。選手たちが本当によくやってくれました」と喜んだ。
この日は鈴木優磨と垣田裕暉の2トップ、4-4-2のシステムを採用した。その前線の2人が期待に応えてゴールを決めた。
「それほど大きな変更ではありませんが、タイプのところと、あとは選手たちから景色が見えやすいように。後ろからボールを動かす時の景色が見えやすくなるようにと考えました。(2-0の結果に)点を取るところもそうですし、守備も自分たちが想定した戦いをしてくれたこと。そこが素晴らしかったです」
そして勝利の要因を問われた指揮官は、「選手たちのメンタリティとサポーターのメンタリティ。鹿島の持つ伝統がここにありました」と語った。
垣田の待望の初ゴール、昌子源がクローザーで投入されての無失点勝利――いくつかの収穫を得て、次戦は29日、ガンバ大阪とホームで対戦する。
「支えてくれたサポーターの皆さんのために勝ちたいと思います」
岩政監督はそのように昨年8月以来のリーグ戦ホームでの勝利であり、連勝を誓っていた。