×

【鹿島】ポポヴィッチ監督が湘南戦へ「持ち味であるインテンシティやハードワークで上回り、自分たちの良さを出していくことを考えていきたい」

鹿島のポポヴィッチ監督。(C)KASHIMA ANTLERS

「鹿島のサポーターの皆さんのように、最高でファンタスティックなパフォーマンスを見せられるチームになっていきます」

[J1 11節] 鹿島-湘南/2024年5月3日15:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が5月2日、オンラインによる取材に応じて、翌日のホームでの湘南ベルマーレ戦に向けて抱負を語った。

 前節0-3から同点に追い付いた湘南について、指揮官はその”特長”をさらに上回っていきたいと決意を示す。

「あらゆる面で、我々は相手を上回らないといけません。相手はアグレッシブにハードワークをするのが特長ですが、そういった面でも上回っていかなければいけない。インテンシティを高く保ち、全員がハードワークする面でも、上回っていきたいです」

 湘南の20失点は北海道コンサドーレ札幌と並んでワーストタイである(鹿島は11)。一方、得点数14は鹿島の12を上回っている。

「湘南はこれまでの得点数が多く、フィニッシュに多くの人数をかけてくるチームです。自分たちのペースに巻き込んでくる戦い方をするので、そのペースに巻き込まれてしまうと非常に難しい試合になってしまいます」

 そして相手の強度やハードワークをさらに上回っていきたいと強調した。

「我々が積み上げたきたことを出す、それがまず一番重要です。ガンバ大阪戦では前からプレスに来るチームに対しアグレッシブさや強度を見せられました。

 相手の良い部分を上回り、相手の良さを消し、そして良さを出していくことを考えていかなければいけません。それは相手のシステムうんぬんではなく、やるべきことをやり、上回っていく。それが大切です」

 そして久々にホームへ戻っての一戦、指揮官はサポーターにパフォーマンスと勝利で、期待に応えたいと誓った。

「サポーターの皆さんは全力を尽くして、常に我々を支えてくれています。我々はその姿に対して、ピッチの中で、自分のプレーと姿勢で、メッセージとして送らないといけません。言葉でどうこうというよりも、私の想像以上の声援、力を貸してくれています。自分たちのプレーと姿勢で応えたい、サポーターの皆さんはファンタスティックで最高の姿を見せてくれています。私たちも成長を続け、最高でファンタスティックなパフォーマンスを見せられるチームになっていきます」

関連記事>>【移籍】上田綺世“ライバル”ヒメネスをトッテナムが「11月からモニタリング」

 鹿島-湘南戦は5月3日15時から、カシマスタジアムで行われる。鹿島は5勝1分4敗の勝点16で、首位セレッソ大阪から3ポイント差。一方、湘南は1勝4分5敗の勝点7で20チーム中19位。

Posted by 塚越始

Ads

Ads