【鹿島3-2横浜FM】鈴木優磨、濃野公人、関川郁万がゴール! リーグ4連勝で首位・町田と勝点35で並ぶ
鹿島の関川郁万。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
マリノスは植中朝日の意地の一撃で猛追したが…。
[J1 17節] 鹿島 3–2 横浜FM/2024年6月1日15:03/ 国立競技場
J1リーグ17節、鹿島アントラーズが鈴木優磨、濃野公人、関川郁万のゴールで、横浜F・マリノスに3-2の逆転勝利を収めた。リーグ4連勝。首位のFC町田ゼルビアと勝点35で並んだ。
国立競技場での一戦、先制したのはアウェーチームだった。開始10分、横浜FMのカウンターに対し、鹿島のプレスがかからない。それでもボール奪取に成功した関川郁万だったがミスパス。これを拾った井上健太のシュートのこぼれ球を、エースのアンデルソン・ロペスが押し込み、横浜FMに先制点をもたらした。
それでも鹿島は次第にリズムを作り出していく。32分、ゴール前のセットプレーのチャンスから関川がヘディング弾でゴールネットを揺らす。しかし……これはVARの介入を経て、オフサイドで無効になる。
それでも鹿島は攻勢を強める。次第に球際の強度で上回っていくと、57分、右サイドからのクロスがファーに流れ、鈴木が左足で流し込み1-1に。
さらに74分、ルーキーの右サイドバック濃野公人が決めて、2-1と逆転に成功する。
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝からの連戦で疲労の見られる横浜FMに対し、チャヴリッチらを投入した鹿島は優勢に試合を進めていく。そして84分、再びセットプレーから関川が今後は豪快かつ完璧なヘディング弾で3-1とした。
鹿島は松村優太、柴崎岳らを投入し、試合を締めようとする。
それでも横浜FMが反撃。アディショナルタイム、植中直人がヘディングで叩き込み1点差とした。
東京V戦の悪夢がチラついた鹿島だったが……今回はしっかりと終え、3-2の勝利を収めた。
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鹿島は11勝2分4敗で勝点35に伸ばし、順位は2位だが首位の町田と並んだ。得失点は2差。一方、横浜FMは5勝5分5敗の勝点20で13位。