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【浦和 ACL決勝】興梠慎三が同点弾!アル・ヒラルはW杯メンバー退場、5/6埼スタ第2戦は出場停止に

浦和がアル・ヒラルに勝利!右は酒井宏樹。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

1-1ドロー。アウェーゴールを持ち帰る。

[ACL決勝 第1戦] アル・ヒラル 1–1 浦和 / 2023年4月29日20:30(日本時間30日2:30)/キング・ファハド国際スタジアム

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022決勝・第1戦、東地区代表の浦和レッズ(日本 / J1リーグ)が先制されながらも興梠慎三のアウェーゴールで追い付き、西地区代表のアル・ヒラル(サウジアラビア1部)と1-1で引き分けた。

 アウェーゴールルール(2試合合計スコアがタイの場合、アウェーゴール数が多いほうが勝利)が適用されるため貴重な1ゴールに。浦和のホームゲームとなる第2戦は5月6日18時から、埼玉スタジアムで開催される。

 右大腿部を痛めていたキャプテンの酒井宏樹が右サイドバックで先発復帰。明本考浩が左サイドに入った。その他は最近起用されてきたメンバーで固定された。

 しかし立ち上がりから小さなミスが続いたなか、13分、中盤でのバックパスを奪われると、サイドから明本が抜かれてしまいクロス。これを西川周作とアレクサンダー・ショルツが見合い、ファーサイドに詰めたカタール・ワールドカップ(W杯)サウジアラビア代表のサーレム・アッ=ドーサリーに決められてしまう。

 前半はその後もアル・ヒラルに支配されて、アウェーチームは劣勢を強いられる。

 ただ後半立ち上がり、浦和は強度でアル・ヒラルを上回り、自分たちの時間を作る。すると、相手バックパスがポストを直撃。53分、その跳ね返りを、エース興梠が左足で押し込んで同点とする。

 マチェイ・スコルジャ監督は、ホセ・カンテ、安居海渡、荻原拓也、早川隼平と攻撃的なタレントを投入。前線に強度と収めどころを作ろうとする。

 そして試合が再び目まぐるしく動き出した86分、イエローカード覚悟で突破を止めにいった岩尾憲とアッ=ドーサリーが交錯して倒れる。するとアッ=ドーサリーが岩尾を蹴ってレッドカードで一発退場処分に(岩尾は警告)。

 そこからアル・ヒラルが猛攻。浦和はドロー決着を念頭に置きつつ2点目を狙っていったが……1試合目の90分間は1-1のドローに。

 浦和はスコアレスドローでも優勝できる。三度目のアジア制覇へ、確実に一歩前進した。

 浦和のメンバーは次の通り。早川、荻原拓也、ホセ・カンテはリーグ戦と異なる背番号となっている。

▽浦和レッズ
▼先発メンバー
GK
1 西川周作
DF
2 酒井宏樹
(81分 77 荻原拓也)
28 アレクサンダー・ショルツ
5 マリウス・ホイブラーテン
15 明本考浩
MF
3 伊藤敦樹
(85分 22 柴戸海)
19 岩尾憲
21 大久保智明
(81分 46 早川隼平)
8 小泉佳穂
(68分 25 安居海渡)
14 関根貴大
FW
30 興梠慎三
(68分 99 ホセ・カンテ)

▼ベンチメンバー
GK
12 鈴木彩艶
DF
4 岩波拓也
6 馬渡和彰
13 犬飼智也
MF
40 平野佑一

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