【浦和 ACL決勝】マリウス・ホイブラーテン「大人のサッカーで勝つ」、5/6いよいよ埼スタ決戦
浦和のホイブラーテン。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
試合巧者のアル・ヒラルを上回るためには、「大人の考えでプレーしなければ。したたかに賢くプレーする必要がある」。
[ACL決勝 第2戦] 浦和 – アル・ヒラル/ 2023年5月6日18:00/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのDFマリウス・ホイブラーテン(Marius Hoibraten)が5月4日にオンラインの取材に応じて、2日後のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022決勝アル・ヒラル(サウジアラビア1部)との第2戦に向けて抱負を語った。
リヤドでのアウェーゲーム(第1戦)はセンターバックでフル出場を果たして1-1のドロー。優勝の可能性をより高めて、ホームでの一戦に臨む。
冷静な判断の光った28歳のノルウェー人CBは、しかし、まだ90分=半分が終わっただけだと気を引き締める。
「まだ仕事は50パーセントしか遂行していません。有利であることは一旦後ろに置き、勝つためにはゴールを決めなければいけません。そのための確固たるゲームプランが必要で、しっかりバランスを整え、ボールを保持する時には全体で保持しながらゲームを進めなければいけません」
そして試合巧者のアル・ヒラルを上回るためには、“大人のサッカー”が大切であると強調した。
「決勝はいろいろな流れがあり、様々な状況に置かれます。言い方を少し変えると、大人の考えでプレーしなければいけません。したたかに賢くプレーする必要があります」
「90分は長いです。流れが変わることもあります。冷静に見定めて、チームとしての規律を守りながら、タイトに守り、勝利を掴みたいです」
埼スタではリニューアル初戦の北海道コンサドーレ札幌戦で、浦和での自身初ゴールも決めている。ホイブラーテンはサポーターの声援を力に変えて、勝利を掴み取ると誓った。
「アウェーゲームでも、彼らは90分間ずっと私たちの背中をもの凄いパワーで後押ししてくれました。非常に心強いです。今度の土曜日、ファン・サポーターが素晴らしいエネルギーを与えてくれると信じています。
僕は彼らが与えてくれるような応援を、これまでのキャリアで経験していません。熱い後押しを常にしてくれて、本当に感謝しています。今度の土曜日も皆さんと闘えることを楽しみにしています」