【浦和】レオナルドと杉本健勇2発、マルティノスも決めて計5ゴールで仙台に大勝
杉本健勇が圧巻の2ゴール!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
田中渉に2失点を許すものの、後半は無失点。
[ルヴァン杯 GS1節] 浦和 5–2 仙台/2020年2月16日/埼玉スタジアム
2020シーズンのJリーグオープニングゲームとなるルヴァンカップ・グループステージ1節、浦和レッズがベガルタ仙台5-2の大勝を収めた。4-4-2の新布陣を採用したホームチームは、レオナルドと杉本健勇の2トップがそれぞれ2ゴールずつ、さらに途中出場のマルティノスも強烈なショットを決める活躍を見せた。一方、仙台は田中渉が前半終了間際に2得点を奪ったが、後半はノーゴールに終わった。
立ち上がりから積極的に仕掛ける浦和は、9分、関根貴大のパスを受けたレオナルドが右足インサイドで押し込み、移籍後初ゴールをいきなり決める。
さらに18分、相手ペナルティエリア前で柴戸海が倒れ込み、一瞬、両チームともにプレーを止めるのか、という雰囲気になる。しかし浦和は続行。杉本がペナルティエリア外から豪快にバズーカ弾を叩き込んでリードを2点に広げる。
35分、今度は鮮やかな連係から崩す。汰木康也からオーバーラップした山中亮輔につなぎ、そのクロスにレオナルドが合わせて3点目を奪う!
ただ、そのあと守備が緩くなったところを突かれてしまう。仙台のテクニックのある攻撃から田中に2ゴールを返されてしまう。
それでも後半、ホームチームが再びパワーを取り戻して挽回する。すると関根貴大のドリブル突破からPKを獲得。これを杉本が決めてみせる。杉本&レオナルドの2トップが、ここで2ゴールずつを達成する。
さらにゴールラッシュは続く。レオナルドからのパスを受けた途中出場のマルティノスがトドメとなる左足の強烈なシュートを突き刺す。
ホームチームが圧巻の5ゴール。新布陣の確かな手応えを得る勝利を掴み、幸先良いスタートを切った。
来週はJ1リーグが開幕を迎える。浦和は2月21日に湘南ベルマーレとアウェーのBMWスタジアム平塚で、一方、仙台は22日に名古屋グランパスとホームのユアテックスタジアム仙台で、それぞれ対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]