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トッテナムが鎌田大地の獲得検討、「代表者を試合に派遣」。争奪戦はミランリード!?

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ドルトムントはすでに撤退か。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトを今季限りで退団する日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)の獲得を検討している。『90Min』が5月17日に報じた。

 記事によると、トッテナムは「代表者」を先日行われたフランクフルト対1.FSVマインツ04戦に派遣したという。その試合で鎌田は1ゴールを決めるなど、チームの3-0の勝利に貢献している。

 トッテナムは2年前から鎌田に注目してきた。しかし正式オファーにはなかなか至らずにいた。

 この夏、鎌田は契約満了に伴いフリートランスファーになることが、すでにフランクフルトから発表されている。移籍金がかからないため、昨季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出に導いた日本人センターハーフに、数多くのクラブが関心を示している。

 スパーズで、ソン・フンミン、ハリー・ケイン(マンチェスター・ユナイテッドへの移籍も噂されているが)、リシャルリソンというスーパーアタッカー陣を、鎌田が2列目からサポートして自らもゴールを狙う。ハマれば凄まじい爆発力が期待できそうだが――。

 一方、同メディアは、イタリア・セリエAのACミランが鎌田争奪戦ではリードしていて、「契約に近づいている」とも伝える。年俸600万ユーロ(約8億9000万円)5年契約の好条件を提示していたボルシア・ドルトムントだが、すでにこの競争から事実上撤退しているそうだ。

 ミランの提示額は300万ユーロ(約4億4000万円)。『カルチョ・メルカート』は「大筋合意」に達しているともレポートしている。

 一方、SLベンフィカ、SSCナポリも鎌田サイドと接触しているそうだ。

 実際のところ、プレミア・リーグ勢が本格的に動き出すのは、欧州カップ戦の出場枠が確定してからになる。トッテナムは現在7位。鎌田の移籍先の条件は「CLで優勝を狙えるチーム」。スパーズでその夢を叶える――という姿も見てみたいところだが、果たして!?

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