【日本3-0韓国 速報採点】衝撃デビュー弾の山根視来に最高点9、守田、遠藤、鎌田に8の高評価
日本代表の遠藤航が3点目をゲット!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
被シュート6本、枠内わずか1本。センターバックコンビも安定感が光る。
[国際親善試合] 日本代表 3–0 韓国代表 /2021年3月25日/日産スタジアム
GK 12 権田修一 6
被シュート6本、枠内わずか1本。クロスやロングキックに対してセーフティファーストでパンチングを選択。押し込まれていた時間帯、キャッチングを増やせると、チームをより助けられるか。
DF 22 吉田麻也 7.5
闘志を全面に出しながらも、パススピードなどディテールにこだわる。ハートは熱く、頭は冷静に、を体現。3点目は自身が囮(おとり)になって演出。
DF 19 佐々木翔 6(▽66分)
プレスとリトリートをはっきり使い分け、チームのバランスを保つ。高い位置で複数の選択肢を作り出すものの、『選択』でミスをする場面も。
DF 13 山根視来 9[MAN OF THE MATCH]
国際Aマッチデビュー戦で、衝撃のシュート1本目でゴール。守備面で課題は残したが、求められた仕事を十分にした。日韓戦の歴史に名を刻んだ。「日韓戦という負けられない戦いでゴールをできたのはすごく嬉しいです。ゴールの匂いがするところへ入っていくのが持ち味で、守田が反応してくれて、シュートは枠にしっかり狙いました。ちょっと喜びが爆発しちゃいました。絶対に後悔ないようにプレーしようと思っていました」
DF 16 冨安健洋 7.5
前半終了間際のコーナーキックをヘッドでクリアするなど、危険の芽を丹念に摘んだ。VARがあれば明らかに一発退場だった韓国の肘打ちで口内を出血するものの、一切文句を言わず。
MF 6 遠藤 航 8
中盤の中心にまさに錨=アンカーとなって、重しの効いた存在感と強さを見せつけた。トドメの3点目となるヘッド弾を叩き込む。
MF 14 伊東 純也 6.5(▽74分)
スピードと高い技術を駆使し、明らかに対峙したDFは困惑していた。周囲との息をさらに合わせれば脅威が増す。
MF 10 南野 拓実 6.5(▽86分)
プレッシングによる貢献度は高く、切り替えのスムーズさも光った。「結果=得点・アシスト」もほしかった。決定的シュートを2本外してしまう。
MF 5 守田 英正 8(▽86分)
フィジカル重視の相手に、球際で圧倒。先制点も演出。ビルドアップとともに、自陣の流れが変わりそうなファウルを減らせれば楽しみ。
MF 9 鎌田 大地 8(▽ HT)
トップ下に入り、南野と位置を変えながらテンポよくボールに絡む。気持ちよくシュートを突き刺してみせた。守田との関係について、「もう少し早く(パスを)つけてほしいとは伝えました。これから、そこは良くなっていくと思います」。
FW 15 大迫 勇也 7.5(▽77分)
教科書通りの相手DFがついてこれないエリアを活用してのポストプレーから2ゴール演出。得点を決めたかったはずだが、抜群の存在感。
▼交代出場
MF 7 江坂 任 6.5 (△HT)
決定機を幾度となく作り出す。守備のインテンシティが鎌田と比べやや落ちたが、それでもコーナーキックから遠藤弾をアシスト。デビュー戦で痕跡を残した。
DF 3 小川 諒也 6 (△66分)
国際Aマッチデビュー。何度か左サイドで起点となって機能。ボールを奪いに行く、襲い掛かるような守備も見せたかったか。
MF 11 古橋亨梧 ー(△74分)
前線に躍動感をもたらす。GKキム・スンギュとの1対1はモノにしたかった。
FW 18 浅野 拓磨 ―(△77分)
大迫とは異なる武器=スピードを生かして、再び前線を活性化させた。ジャガー投入が3点目の呼び水になった。次戦がとても楽しみだ。
MF 21 川辺 駿 ―(△86分)
ボランチに入り、国際Aマッチデビュー。試合を締めた。
MF 17 脇坂泰斗 ―(△86分)
球際に限られた時間の中で、リンクマンとしての役割をしっかりこなす。上々のデビューだ。
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[文:サカノワ編集グループ]