ブレーメン大迫勇也が今年初スタメンか。指揮官が示唆「先発の可能性がある。模範的でポジティブ」
ブレーメンの大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
前節ホッフェンハイムに完敗、エースの爆発に期待が寄せられる。
[ブンデスリーガ 20節] アウクスブルク – ブレーメン/ 2020年2月1日(日本時間同23:30)/SGLアレーナ
ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンは年明けのウインターブレイク明けリーグ1勝1敗で、直近の19節TSGホッフェンハイム戦では0-3の完敗を喫した。日本代表FW大迫勇也は18節のフォルトゥナ・ドュッセルドルフ戦(〇1-0)で4分間、ホッフェンハイム戦で22分間と、いずれも途中出場だった。そしてブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督はアウェーで迎える次節のFCアウクスブルク戦、満を持して大迫を先発起用する可能性を示唆した。
ブレーメンの前線はケガから復帰した19歳のアメリカ代表FWジョジュ・サージェント、23歳のコソボ代表FWミロト・ラシカの若き2トップが起用されてきた。が、ホッフェンハイム戦ではパッとしたパフォーマンスを見せられなかった。
そうしたなか守備に課題を抱えていたブレーメンは、ユリアン・ナーゲルスマン時代のホッフェンハイムの守備を支えてきた28歳のケビン・フォクトを期限付き移籍で獲得。指揮官も「理に適った補強だ」と評価している。
そしてアウクスブルク戦での大迫の起用について、コーフェルト監督は次のように語っている。日本語版のクラブ公式ツイッター(@werderbremen_jp)で紹介されている。
「大迫はフィジカル的に、アウクスブルク戦で再び先発出場する可能性がある。現在の彼は模範的にそ取り組んでいます。控室でもポジティブで、トレーニングでは自分のポジションのために闘っています」
そのように2部3位との入れ替え戦枠である16位に低迷するチームを”ポジティブ”にできる男だと、期待を寄せている。
ブレーメンはこれまでリーグ4勝5分10敗(24得点・44失点)の勝点17。17位のSCパダーボルン07、18位のフォルトュナ・デュッセルドルフとは、わずか勝点2差と2部降格圏も目の前に迫る。
大迫はリーグ14試合・4得点・1アシストを記録。まずは悪い流れを変える一撃を決めたい。
関連記事:【東京五輪オーバーエイジ考察】安易な「大迫信仰」は危険だ
[文:サカノワ編集グループ]