【福岡0-0浦和】関根右SB、岩波投入でマリウス左SB…スコルジャ監督が大胆采配連発で試合を動かすもスコアレスドロー。“アジアの壁”GK西川周作が好セーブ連発
浦和のGK西川周作(2019年5月撮影)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
福岡のJ1通算100勝は持ち越しに。
[J1 14節] 福岡 – 浦和/2023年5月20日13:00/ベスト電器スタジアム
J1リーグ14節、アビスパ福岡と浦和レッズの一戦はスコアレスドローに終わった。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制したアジアの壁、GK西川周作が好セーブを連発し、福岡の前に立ちはだかった。
35分、興梠慎三のクロスに安居海渡が合わせて先制……かと思われた。しかしVARの介入のあとOFRの末、胸トラップした際の興梠のハンドで得点は取り消しに。この判定が影響して浦和はそのあとややパワーダウンする。
ただ、福岡も一発を狙うものの、ペースが上がらない。すると後半、マチェイ・スコルジャ監督は選手交代をしながら、関根貴大の右サイドバック起用、さらに岩波拓也投入後にはマリウス・ホイブラーテンが左SBに入れて3トップ気味にするなど大胆に試合を動かす(※試合後の取材で、荻原拓也が足をつっていたことなどもあり、スクランブルの要素もあったという)。
ただホセ・カンテとアレックス・シャルクが一発を感じさせたものの連係面でしっくり来ず。結局、前年に続いてベスト電器スタジアムでのこのカードはスコアレスドローに終わった。福岡のJ1通算100勝は持ち越しに。
両チームのメンバーと審判団は次の通り。
▽アビスパ福岡
▼先発メンバー
GK
31 村上昌謙
DF
29 前嶋洋太
33 ドウグラス・グローリ
3 奈良竜樹
16 小田逸稀
MF
8 紺野和也
30 重見柾斗
6 前寛之
9 ルキアン
(89分 10 城後 寿)
FW
27 佐藤凌我
(72分 28 鶴野怜樹)
11 山岸祐也
(81分 18 ウェリントン)
▽ベンチメンバー
GK
1 永石拓海
DF
20 三國ケネディエブス
5 宮大樹
MF
14 田中達也
▼監督
長谷部茂利
▽浦和レッズ
▼先発メンバー
GK
1 西川周作
DF
15 明本考浩
(60分 17 アレックス・シャルク)
28 アレクサンダー・ショルツ
5 マリウス・ホイブラーテン
26 荻原拓也
(82分 4 岩波拓也)
MF
3 伊藤敦樹
19 岩尾憲
(70分 40 平野佑一)
21 大久保智明
25 安居海渡
(70分 6 馬渡和彰)
14 関根貴大
FW
30 興梠慎三
(70分 11 ホセ・カンテ)
▽ベンチメンバー
GK
12 鈴木彩艶
MF
35 早川隼平
▼監督
マチェイ・スコルジャ
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[審判団]
▼主審
清水勇人
▼副審
堀越雅弘、岩田浩義
▼第4の審判員
津野洋平
▼VAR
山本雄大
▼AVAR
松井健太郎