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【浦和】復帰の酒井宏樹「ミスキック。練習します」、クロスから決勝OG。川崎を下しGS首位浮上

酒井宏樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ケガは「大丈夫です」と強調、「神経質になりすぎないで」。

[ルヴァンカップGS 5節] 浦和 2–1 川崎/2023年5月24日19:30/埼玉スタジアム

 浦和レッズのDF酒井宏樹がルヴァンカップ・グループステージ(GS)5節の川崎フロンターレ戦で後半途中からピッチに立ち、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラル戦以来となる公式戦出場を果たした。すると右サイドのアーリークロスから、決勝のオウンゴールをもたらした。

 1-1で迎えた60分、マチェイ・スコルジャ監督はチームの最初のカードで、馬渡和彰をベンチに下げて酒井を投入。そして89分、攻勢を強めるなか、酒井の右クロスがジョアン・シミッチのOGに。これが決勝点となった。

 酒井は試合後、「(ケガの状態について)大丈夫です。問題ないです」と語り次のように続けた。

「いち選手であり、逆に心配されすぎるとキツいですし、ヨーロッパでは7連戦なんて当然で、十何連戦も普通に組まれます。マルセイユでも、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグとあって、まず12月まで前期の連戦が続き、休みがないなかやってきました。逆に日本は連戦が少なく、特別に思われますが、連戦は当たり前です。(負傷による数試合の欠場、「やや慢性的」という話について)神経質になりすぎないでほしいです

 浦和のキャプテンはそのように、あくまでもチームの勝利のために、与えられた状況下で全力を尽くすことだけを強調していた。

 自身のクロスが決勝ゴールになったが、酒井は「あれはミスキックです。練習します」と苦笑を浮かべつつ、やや本気で語った。

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 酒井はルヴァンカップ2試合目の出場。今季リーグ7試合、ACL決勝2試合と合わせると、公式戦通算10試合目。また浦和は1勝4分の勝点7でグループBの首位に浮上。6月18日にGS最終節、勝点7で並ぶ2位清水エスパルスとアウェーで対戦する。

Posted by 塚越始

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