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【鹿島】鳥栖戦へ岩政監督「チームの色がだいぶ変わってきた」。パス主体のスタイル、対策を立てて挑む

鳥栖戦に向けて抱負を語った鹿島の岩政大樹監督。(C)SAKANOWA

昨シーズンは2試合ドローだった関門突破なるか。

[J1 15節] 鳥栖 – 鹿島/2023年5月27日17:00/駅前不動産スタジアム

 鹿島アントラーズの岩政大樹監督が5月25日、オンラインの取材に応じて、J1リーグ15節のサガン鳥栖戦に向けて抱負を語った。

 ルヴァンカップの柏レイソル戦は普段控えに回っている選手が活躍し、1-0の勝利を掴んだ。指揮官はチーム全体で競争と成長のサイクルに入ったと頷いた。

「チーム作りをまた一歩進める勝利になったと思います。チームとしては理想的な状況。リーグ戦のメンバーが活躍しているうちに、カップ戦のメンバーも勝ちをもたらし、それぞれがさらにレベルを上げています。選手たちが競争と成長のサイクルをスタートさせ、かなり成長期に入ったと。トレーニングでのものが、そのまま試合で見られています。伸びシロのたくさんある選手が揃っているので、競争と成長をさらに促していきたいです」

 27日の次節はアウェーでの鳥栖戦だ。昨年は2引き分けに終わっているだけに関門でもある。

「ミョンヒ(金明輝)から川井(健太)監督に代わり、少しずつ変化し、今年はチームの色もだいぶ変わってきた印象があります。ボール保持にかなりこだわり、ブロック外に人数をかけてボールを動かすことを好んでやってくるチームなので、その対応は準備しなければいけません」

「基本的には自分たちのやり方がどのように相手と噛み合わせとして有効で、そこでのキーポイントを確認してきました」

 鳥栖のスプリント数は昨シーズンから大幅に減少している。岩政監督は「昨年の上位よりも平均的な数値になり、そのあたりも色が変わってきている証拠だと思います」として、この対戦での攻略ポイントの一つに挙げていた。

 リーグ戦の連勝は前節FC東京戦の引き分け(△1-1)により「5」でストップしたものの6試合負けなしの鹿島は27日、17時から鳥栖とアウェーで対戦する。

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