「ボールが頭に吸い付いてくれている」鈴木優磨が渾身ダイビングヘッド弾。次節は浦和戦│鳥栖2-2鹿島

90＋1分、土壇場で2-2に追い付く。

[J1 15節] 鳥栖 2–2 鹿島／2023年５月27日17:00／駅前不動産スタジアム

　J1リーグ15節、サガン鳥栖 – 鹿島アントラーズ戦は2-2で引き分けた。鳥栖はリーグ４試合負けなし、鹿島も７試合負けなしで、リーグ戦５連勝のあと２引き分け。

　鳥栖は27分、素早くボールを動かして左サイドを打開。最後は折り返しを森谷賢太郎がボレーで合わせて先制点を叩き込む。

　対する鹿島は34分、セットプレーの流れから鈴木優磨のヘッドの折り返しを名古新太郎が叩き込んで1-1とする。

　それでも70分、関川郁万のミスパスから、小野裕二が左足で決めて（記録はオウンゴール）、2-1と再びホームチームが勝ち越す。

　そのまま試合は進み、鳥栖の逃げ切りか……。そう思われた90+1分、鈴木優磨が渾身のダイビングヘッドをねじ込み、土壇場で追い付いてみせた。

　鈴木は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「鳥栖との試合は一筋縄ではいきません」「（得点シーンについて）本当に今ボールが頭に吸い付いてくれているので、当てるだけで本当にいいところへ行きました。いいボールでした」と振り返った。

　６月４日はアウェーでの浦和レッズ戦に。鈴木は「内容的には良くなかったですが、昨年はこうした試合を落としていましたが、引き分けに持ち込めたのは大きいと思います。次は埼スタで最高の雰囲気のなかできると思うので、勝点３を必ず勝ち取りたいと思います」と意欲を示した。

　両チームのメンバーは次の通り。

▽サガン鳥栖
▼先発メンバー
GK
71 朴一圭
DF
2 山﨑浩介
30 田代雅也
13 中野伸哉
（88分 20 ファン・ソッコ）
MF
5 河原創
7 手塚康平
（88分 14 藤田直之）
23 菊地泰智
19 森谷賢太郎
（61分 44 堀米勇輝）
FW
24 長沼洋一
10 小野裕二
（70分 9 河田篤秀）
29 岩崎悠人

▼ベンチメンバー
GK
35 内山圭
MF
4 島川俊郎
FW
41 樺山諒乃介

▼監督
川井健太

▽鹿島アントラーズ
▼先発メンバー
GK
29 早川友基
DF
22 広瀬陸斗
（77分 32 常本佳吾）
55 植田直通
5 関川郁万
2 安西幸輝
MF
14 樋口雄太
21 ディエゴ・ピトゥカ
（77分 18 染野唯月）
FW
30 名古新太郎
（67分 8 土居聖真）
33 仲間隼斗
（58分 25 佐野海舟）
37 垣田裕暉
（67分 17 アルトゥール・カイキ）
40 鈴木優磨

▼ベンチメンバー
GK
31 沖悠哉
DF
3 昌子源

▼監督
岩政大樹