「突然の出来事でした」鹿島FWレオ・セアラがJ1リーグ“二桁ゴール”一番乗り。立ち上がろうとした足にボールが当たる!?
鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
まさにストライカーの嗅覚。しかし試合は横浜FMに1-3で敗れ、7連勝でストップ。
[J1 18節] 横浜FM 3-1 鹿島/2025年5月25日14:03/日産スタジアム
J1リーグ18節、首位の鹿島アントラーズはレオ・セアラが今季リーグトップとなる通算10ゴールを決めたが、最下位の横浜F・マリノスに1-3で敗れた。鹿島は7連勝でストップした。
まさにストライカーの嗅覚と言っていいだろう。
0-3で迎えた36分、ゴール前でセカンドボールを拾った荒木遼太郎が折り返すと、相手に倒されたとアピールしていたレオ・セアラがちょうど立ち上がろうとした。その“よいしょ”と踏み出した左足にボールが来て、鹿島の9番はそのままダイレクトで合わせた(当たった!?)。
するとボールはマリノスゴールに向かって宙を舞い、GK飯倉大樹のタイミングをずらして、ゴールネットを揺らした。
立ち上がろうした時に偶然ボールが当たった!? 狙って合わせた!? そう問われたレオ・セアラは少しだけ苦笑いを浮かべて答えた。
「正直なところ、立ち上がろうとした時に速いボールが来たので、できる限り反応しようと思いました。突然の出来事でしたが、上手くいって良かったです」
それでもゴールはゴール。本能的かつ咄嗟にゴールの枠へボールを向かわせようとした感じだ。
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レオは「狙っていた形ではないものの点を決められて嬉しかったですが、自分のゴールよりも、この連勝の流れを途切れさせないことが重要でした。この敗戦は悔しく、改めてやるべきことに取り組み、次の試合に備えたいです」と、次は鹿島の勝利につながるゴールを狙う。