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「ACミラン鎌田大地」誕生へ、年俸はドルトムントの“半額”。本田圭佑以来の日本人ロッソネーロに

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

5年間の長期契約か。あのスペイン強豪にも“断り”。

 この夏でアイントラハト・フランクフルトとの契約満了を迎えるサッカー日本代表MF鎌田大地(Daichi KAMADA)が2023-24シーズン、イタリア・セリエAのACミランに加入することが決定的になった。年俸は約300万ユーロ(4億5000万円)で5年契約になる見込みという。

SPORT1』のジャーナリストであるドイツ人のパトリック・ベルガー氏は日本時間5月29日、自身のツイッター(@berger_pj)で、次のようにレポートした。

「鎌田大地はACミランへの移籍が決まった、セリエAでの来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得したことを受けて。この日本人ミッドフィルダー(26歳)は、フリーエージェントとして5年契約にサインする。アトレチコ・マドリードは外れた。鎌田はボルシア・ドルトムントのトップオファーも断っている」

 そのようにいずれもCL出場権を得ているスペインとドイツの2クラブの強豪に断りを入れたそうだ。出場給や勝利給といったオプションもあり単純比較はできないものの、当初、ドルトムントが提示していた年俸は600万ユーロ(約9億円)で、同じく5年契約と言われる。ドイツ国外でのプレーを優先したいという鎌田だったが、その“半額”ではあるが、セリエAの舞台に立つことを選択したようだ。

 2022-23シーズンの鎌田は、ブンデスリーガ32試合・9得点・7アシスト、CL8試合・3得点など、公式戦通算46試合・16得点・7アシストを記録。カタール・ワールドカップ(W杯)ではトップ下に入り日本代表のベスト16進出に貢献した。

 ミランには元日本代表の本田圭佑が2014年1月から2017年6月まで在籍し、「10番」をつけてプレーしたのは今なお記憶に残り、それ以来の日本人選手となる。「ミランKAMADA」が間もなく誕生する!!

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