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【移籍】三笘の相棒カイセドはチェルシーと「合意近づく」。アーセナルは…

ブライトンのカイセド。(Photo by Clive Rose/Getty Images)

昨年冬にオファー、今回も本命視されていたが…。

 イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセド(Moises Caicedo)が、チェルシーFCへの移籍に向けて交渉を本格化させた。当初有力視されていたアーセナルFCだが、他のポジションの補強を優先させるため、一歩後退したという。

 日本代表の三笘薫とともに、ブライトンの今季を牽引してきた21歳のボランチだが、冬の移籍マーケットで、一旦アーセナル入りが噂された。ただクラブが拒否すると、カイセドがビッグクラブでのプレーを希望する投稿をSNSでして、クラブから処分を受けた。しかしブライトンはカイセド側の意向を汲み、シーズン終了まで戦い、夏には交渉に応じるという新契約を締結していた。

 ブライトンは7000万ポンド(約120億円)から8000万ポンド(約137億円)の移籍金を設定。1月に個人との基本合意に達していたアーセナルは、その時と同額の移籍解除金をまず提示。するとチェルシーはさらに上回る8000万ポンドを用意するのではないか……と噂されている。

 そして移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は6月16日、自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートした。

「モイセス・カイセドを巡るチェルシーとブライトンの交渉は、来週から始まるだろう。個人的な条件に関する話は一気に進んでいる。昨日明らかになったように、合意間近だ。確実にカイセドはこの夏、ブライトンを去るだろう」

 そのようにカイセドのチェルシー移籍に向けて話が進んでいると報じている。またカイセド近辺にあった噂について、前日には次のようにまとめている。

・ブライトンは選手の残留のチャンスはないと考えている

・アーセナルはライス(デクラン・ライス)/ハフェルツ(カイ・ハフェルツ)にしか目を向けていない

・バイエルンとは交渉していない

 ロマーノ氏はそのように報告。本命視されてきたアーセナルだが、一旦手を引いたようである。あるいはクラブ間の交渉に突入したあと、もう一波乱待っているのか!? 

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