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【Jリーグ】秋春制移行へ4つの分科会発足

「フットボール」「降雪地域」「事業・マーケティング」「経営管理」。各分野で議論へ。

 Jリーグは6月20日、実行委員会後にメディア対応を行い、シーズン秋春制の移行についての議論の経過報告を行った。今回4つの分科会を発足させて話し合いを進めていくと説明があった。27日の理事会で改めて話し合われる。

 4つの分科会は、「フットボール」「降雪地域」「事業・マーケティング」「経営管理」。各クラブの担当者がそれぞれ次のテーマについて議論を行っていくという。

「フットボール」は、試合日程、移籍への影響、JFL・大学との連携、大会方式など。

「降雪地域」は、アウェーの試合連続の影響、練習やスタジアム環境など。

「事業・マーケティング」は、スタジアムへの入場者、関心度、スポンサー、ステークホルダーとの連携や課題など。

「経営管理」は、会計年度の変更、クラブライセンス制度の見直しなど。

 分科会は実行委員会と並行して、8月頃まで複数回の開催を予定。任意参加となり、ZOOMでのオブサーブ参加も可能という。

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の秋春制への移行に伴い、日本サッカー協会の田嶋幸三会長から、Jリーグのシーズン制移行について議論するように求められて、リーグ内で協議を開始。Jリーグは9月までに方向性を議論し、年内に決議する。

 具体的に移行する場合の最速のタイミングは「2026-27シーズン」と、仮に設定された。もしも2026-27シーズンに移行する場合、「2025シーズンの終了後、2026年の前半0.5シーズンとする」「2025年から2026年の前半を統合し、1.5シーズンとする」という具体的な案も説明されている。

 一方、日本全体のサッカーカレンダーにも関わってくる。もしも移行する場合いは、日本サッカー協会をはじめ、JFL、大学や2種(高校)などとの根本的な課題解決も必要となる。

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