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【日本代表ペルー戦 採点】三笘薫、伊東純也、さらに…3人に最高点「5」。低評価は古橋亨梧と…

[MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)]三笘薫(日本代表)

先制点の伊藤洋輝、IHの鎌田大地と旗手怜央、アンカー遠藤航、CB谷口彰悟とスタメン5人に「4」の高評価。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 4–1 ペルー代表 /2023年6月20日18:55/パナソニックスタジアム吹田 

 キリンチャレンジカップ2023、日本代表がペルー代表に4-1の勝利を収め、6月シリーズを連勝で終えた。全選手の採点と寸評は次の通り。

 5段階評価で、「5」が最高点、「1」が最低点。三笘薫、伊東純也、そして途中出場の前田大然に最高点「5」をつけた。三笘は2試合連続での最高評価&マン・オブ・ザ・マッチ。

 一方、最前線からプレスがかからず起点となれなかった古橋亨梧、森保一監督の思い切ったサイドバック起用だが、あまり効果を感じられなかった相馬勇紀に「2」の低評価をつけた。

▼採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:ペルー代表戦]
GK
1 中村航輔 3
3年半ぶりフル代表に帰還、強烈ミドルを防ぐなど上々のパフォーマンス。次へつなげた。

DF
2 菅原由勢 3 ▽61分
序盤は守備時にやや劣勢を強いられたが、そこから挽回。サイドの攻防で主導権を握った。

3 谷口彰悟 4
“攻撃的な散らし”が光り、より高い位置で起点を作る原動力に。最後の失点は、周囲との連係で防ぎたい。

4 板倉滉 3
インターセプトから起点になる。立ち上がりの日本の右サイドで劣勢を強いられた際、下がりながらの守備が目立った。

21 伊藤洋輝 4
ハーフスペースからのミドル弾でフル代表初ゴール。ジュビロ磐田時代はセンターハーフでもあっただけに、三笘が封じられた際には今後も積極的に狙っていきたい。

MF
6 遠藤航 4 ▽81分
強烈なショットを身を挺して防ぐ。「航くんは守備範囲が広い」と旗手怜央も語っていたが、アンカーとして広範囲をフォロー。キャプテンに指名されて臨んだ初戦、しっかり結果を残した。

19 旗手怜央 4 ▽HT
2試合連続のスタメン出場で、ハーフタイムまで出場。黒子となって、三笘&伊東&鎌田の攻撃力を引き出した。

7 三笘薫 5 [MAN OF THE MATCH]
この日はカウンターから威力を発揮。カットインのお手本のようなゴール、そして見事な股抜きパスから伊東の得点をアシストした。

8 鎌田大地 4 ▽71分
ペルーの立ち上がりの勢いが弱まると、中央の位置でどんどん存在感を強めた。ポジションを少しずつ変えて自らの間合いに持ち込んだのはさすがの修正力。三笘へのラストパスも見事だった。

14 伊東純也 5 ▽71分
そのスピードに加え、強度の増した堂々とした姿を披露。バイエルンの一時代を築いた“ロベリー”を彷彿させるような、三笘&伊東の飛車2枚が並ぶ強烈アタックを構築。

11 古橋亨梧 2 ▽61分
DFの視界の外から決定機に絡んでいった。ただし相手CBへプレスに行けず、球際でも粘れなかった。2トップであればより輝くか。

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▼交代出場
守田英正 3 ▲HT
インサイドハーフとボランチでプレーし、試合を引き締めた。より強度のある相手――9月のドイツ代表戦で真骨頂発揮だ!

16 相馬勇紀 2 ▲61分
2試合連続のサイドバック起用で、惜しいシュートを1本放った。森保監督は今後も右サイドバックで使っていく方針を示した。ただワールドカップアジア予選、アジアカップなどではオプションになり得るが、本職としてきたSB陣と比べて、効果的な采配とは感じられなかった。

25 前田大然 5 ▲61分
そのスピードで、やや荒れつつあったペルー守備陣をたちまち混乱させた。プレスから敵陣を間延びさせ、しかも1ゴール。期待に応え、途中出場組の中では文句なしの仕事ぶり。

20 久保建英 ― ▲71分
トップ下に入り、鋭いインパクトから惜しいミドルも放つ。調子の良さを感じさえる躍動感あるプレーを見せた。

10 堂安律 ― ▲71分
久保とどうしてもスペースを消してしまう。共存の最適解をなかなか見出せずにいる印象。

22 瀬古歩夢 ― ▲81分
ボランチで起用されたが、投入直後にCB陣をフォローし切れずチームは失点。いい印象を残せなかった。

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