×

【移籍】ハフェルツ一転、アーセナル加入「決定目前」。レアル・マドリードも狙っていたが…

チェルシーのカイ・ハフェルツ。 (Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

あとはチェルシーとの移籍金117億円の支払いを巡る協議のみ。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが、チェルシーFCのFWカイ・ハフェルツ(Kai Havertz)の獲得に向けて近づいている。すでに個人合意に達し、あとはクラブ間の移籍金(契約解除金)の支払い方法を巡る協議を残すのみという。『サン』などが6月21日に報じた。

 193センチある24歳の大型アタッカーは今季、FWやセカンドトップを担いリーグ35試合・7得点・1アシストを記録。2025年6月までチェルシーと契約を結んでいる。チームがリーグ12位と低迷したなかで際立った成績を残していて、この夏の移籍の噂が取り沙汰されてきた。

 そして一時はスペイン1部レアル・マドリードが、フランス代表FWカリム・ベンゼマの後任候補の一人として、このFWの獲得を検討していると言われてきた。しかし『マドリード・ユニバーサル』によると、レアルは6000万ポンド(約100億円)を目安として設定されている移籍金に対し、その額では応じられないという姿勢を見せ、交渉が行き詰まっていたという。

 すると今季エースストライカーのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの負傷離脱に泣いたアーセナルが、このアタッカー獲得に名乗りを上げた。なんと、さらに上回る6500万ポンド(約117億円)の移籍解除金を支払うというスタンスを示したのだ。

『サン』によると、アーセナルとハフェルツはすでに個人合意に至っているという。あとはその移籍解除金の支払い方法を巡り、分割払いの方法、アドオンの条件について詰めているそうだ。ここまで来ると、あとは発表を待つのみと見ていいだろう。

 アーセナルはこの夏、さらにウェストハム・ユナイテッドのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得も目指している。

Ads

Ads