ネイマールの父親が逮捕

邸宅に人工の池や森を造成、１億5000万円の罰金か。

　フランス１部パリ・サンジェルマンのネイマールの父親であるネイマール・ダ・シルバ・サントス氏が６月22日、「環境犯罪」によりブラジル・マンガラチバの環境長官と口論になったあと逮捕された。ブラジルメディア『UOL』などが報じた。

　同メディアによると、選手の邸宅内に人工の森や池を造成するため、許可外である河川の水の取り込み、岩石の掘削、森林伐採と運び込みなど大規模な工事が行われていた。もはや「庭」の規模とは言えず、市民団体からそれを阻止する声が挙がっていた。

　その調査の際、ネイマールの父親が現場にいて、マンガラチバの環境長官と口論になり、逮捕されたそうだ。ただし拘留はされず、この工事の責任者であるネイマールの父親は釈放された。

　ただ環境長官は、500万レアル（約１億5000万円）の罰金を科す可能性があるという。引き起こされた環境破壊は、森林伐採、岩石の破壊、河川の迂回の促進など、多岐に及ぶ。その大規模な工事を映した数々の画像や動画もSNSなどで拡散されているが、もはや「家」というスケールを超えている。