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【移籍】デクラン・ライスの後継者!?磐田FW後藤啓介をウェストハムが狙う

ジュビロ磐田のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

エバートン、セビージャと競合か。

 イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCが、J2リーグ・ジュビロ磐田のFW後藤啓介(GOTO Keisuke)をリストアップしている。さらにエバートンFC、スペイン1部セビージャFCも獲得を検討しているという。『デイリー・メール』が6月29日に報じた。

 同メディアは、磐田ユース出身でまだ高校年代である18歳の後藤について、「日本人選手の10代の有望株」「身長6フィート3インチ(191センチ)と高くそびえたつ」「高さがあるにも関わらず、素早くボックス内に侵入し、ボールを奪うために下りることもできる」 などと紹介。今季はJ2リーグで17試合・5ゴールを記録している。

 ただし、プレミアリーグでプレーするのにイギリスの労働ビザが必要で、国際Aマッチや欧州トップリーグでのプレー数など「ポイント」制で条件を満たすことが求められる。後藤はこの条件をクリアできていない。ただしイギリスのEU離脱に伴い、21歳以下の選手を獲得できる「GBEルール」によって、迎え入れられる可能性があると伝える。

 ウェストハムでは今夏、24歳のデクラン・ライスがアーセナルFCに移籍することで合意に至っている。「若い選手を生かしたチーム強化に熱心で」であり、後藤にも注目しているということだ。

 もしも移籍が実現した場合、基本的にはまずレンタルで欧州の他国でプレーすることになりそうだ。ただ、後藤のその能力とポテンシャルを評価し、戦力にもなり得ると着目しているのは確かなようだ。まだ高校3年生にあたり、これまでの日本人選手にないステップアップを果たすか!?

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