モイーズ監督が今季で引退!? あるいは…
リバプールのクロップ監督と談笑するウェストハムのモイーズ監督(左)。(Photo by Matt McNulty/Getty Images)
ウェストハムでタイトルを獲得、UEFAなどから評価される。
イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドを率いるスコットランド出身のデイヴィッド・モイーズ(David Moyes)監督が今シーズン終了後、成績に関わらずクラブと契約を更新しない可能性が出ている。
これまでマンチェスター・ユナイテッドやサンダーランドAFCで結果を残せずにいたモイーズ監督だが、ウェストハムで昨季2022-23シーズン、ついにUEFAカンファレンスリーグを制してタイトルをもたらした。
しかし今季はこれまでリーグ戦は12位。期待された上位進出を果たせずにいる。
『デイリー・メール』は11月5日、独自の情報として、モイーズ監督がクラブと「契約延長する可能性は低いと見られる」と報じた。ウェストハムはモイーズ監督がフリーになって交渉できる機会を与えるといい、複数クラブで獲得合戦になる可能性もあると見ている。
一方、60歳になったモイーズ監督が現場での第一線から退くというシナリオにも言及。「監督を辞める可能性もある」というのだ。そしてウェストハム首脳部からフロント入り(ポストは分からない)を求められそうだとも伝える。さらにはヨーロッパサッカー連盟(UEFA)がモイーズ監督の経験を評価し、テクニカルなポジション(技術委員会など)を準備することもあり得ると報じている。
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あるいはヨーロッパ以外……日本で指揮を執るという選択肢はないだろうか。もちろん、ここからウェストハムが巻き返せば、また新たな展開が待っているかもしれない。今後の動向が注目される一人だ。