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冨安健洋の移籍先にウェストハム浮上。アーセナル、トッテナム、レスターも狙う!

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スパーズが“本命視”されるが、ボローニャ残留も十分あり得る。

 イタリア・セリエA ボローニャFCに所属する日本代表DF冨安健洋はこの夏、イングランド・プレミアリーグをはじめビッグクラブへの移籍が実現するのではないかと注目を集めてきた。複数のオファーが届いているようで、冨安サイドも“個人合意”したという報道もあったが……。欧州主要リーグの移籍期限である8月31日までに、果たして決定するのか。

 そうしたなか、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCが冨安をリストアップしているということだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』の情報を引用して、同クラブ情報サイドが伝えている。

 ウェストハムのデイヴィッド・モイーズ監督はディフェンダーとセントラルミッドフィルダーの獲得を希望。8月30日と31日は新戦力の獲得に向けたオペレーションに集中するという。そして22歳の冨安が有力候補の一人として浮上しているそうだ。

 一方、イギリスメディア『HITC』は、かねてから噂されてきた同じプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCも、決してあきらめていないということだ。あとは移籍金に関する細部について詰めているだけだと強調する。

 他にも、レスター・シティFC、アーセナルFCもこの22歳のDFをリストアップしていると噂されてきた。アーセナルは開幕からリーグ3連敗で最下位と低迷。直近のマンチェスター・シティ戦では0-5というショッキングな敗戦を喫した。確かに冨安は再建へうってつけと言えるタレントであり、“強奪”は起こるのか!?

 冨安は2024年6月までボローニャと複数年契約を結んでいる。ボローニャは納得のいく移籍金が支払われるのであれば放出するというスタンスを示していた。トッテナムは1700万ポンド(約25億6000万円)の移籍金で“大筋合意”に至っていて、その支払い方法について詰めているとも言われていたが……。

 また、ボローニャは8月29日、当初冨安にオファーを提示していたアタランタBCとアウェーで対戦。冨安は81分から途中出場し、シュート4本対22本と攻め込まれながらもスコアレスドローによる勝点1獲得に貢献した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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