【W杯日本代表】冨安健洋の状態は?アーセナルのアルテタ監督「We don’t know yet.（まだ分からない）」ELチューリッヒ戦、大腿部を傷めて交代

サカノワスタッフ

2022年11月4日

厳しい表情で退くアーセナルの冨安健洋。(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

「彼は何かを感じたようで、リスクを冒したくありませんでした」

[EL GS６節] アーセナル 1–0 チューリッヒ／11月３日20:00（日本時間４日5:00）／エミレーツ

　UEFAヨーロッパリーグ（EL）のグループステージ（GS）６節、イングランドプレミアリーグのアーセナルFCの日本代表DF冨安健洋がスイス１部チューリッヒFC戦の73分から途中出場したものの約15分後、ハムストリングを傷めて交代を余儀なくされた。

　11月１日に発表されたカタール・ワールドカップ（W杯）の日本代表に文句ないで選出された23歳のディフェンダーだが、これまでも同様のケガに苦しんできた。果たして３週間後の本番に間に合うのだろうか。

　アーセナル公式サイトなどによると、ミケル・アルテタ監督は試合後の記者会見で、冨安の状態の詳細はまだ分からないが、このあと48時間以内に精密検査を受けることになると説明した。

「冨安のことは分かりません。彼は何かを感じたようで、私たちはリスクを冒したくありませんでした。これだけ多くの試合数をこなしているのだから、トレーニングでも、試合でも、それは起こり得ることです。残念ながら今日トミーにそれが起こってしまいました。これから全員が必要になり、準備しなければなりません」

　そのように大事をとっての交代だと強調した。ただ改めてケガの状態について問われた指揮官は、「（We don’t know yet.）まだ分かりません」と一言答えている。

　カタールW杯では、日本は11月23日にドイツ代表とのGS初戦を迎える。レギュレーションにより、その24時間前までメンバーの入れ替えが可能となっている。