×

【W杯 日本代表】冨安健洋が負傷、「困りましたね…」解説・戸田和幸氏の見解は…。ELアーセナルvsチューリッヒ戦で

ピッチに自ら倒れ込み、その後、交代を余儀なくされたアーセナルの冨安健洋。(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

日本の柱、あと3週間でどの程度まで回復できるのか――。

[EL GS6節] アーセナル 1–0 チューリッヒ /11月3日20:00(日本時間4日5:00)/エミレーツ

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)6節、イングランドプレミアリーグのアーセナルFC対チューリッヒFC戦、アーセナルの日本代表DF冨安健洋が73分から途中出場したものの12分後にハムストリングを傷めてピッチに座り込み、交代を余儀なくされた。

 果たして、カタール・ワールドカップ(W杯)に間に合うのか――。冨安は日本代表を含む過密日程の影響もあり、昨季終盤からケガとリハビリのため長期間にわたり離脱した。

 そして2022-23シーズンは慎重を期して次第に出場機会を増やしてきた。すると先月からミッドウィークを挟む公式戦5試合連続で先発出場とレギュラーの座を掴む。今回6試合ぶりのベンチスタートとなったが、冷え込むなか後半途中からピッチに立つと、プレー時間12分で退くこととなった。

 この試合を中継した『WOWOW』では、2002年の日韓ワールドカップ日本代表メンバーである解説の戸田和幸氏が、まず「困りましたね……」と繰り返し、この状況について説明した。

 筋肉系のトラブルであり、自らピッチに倒れこむケースは、“違和感”より明らかに重度の状態。ただ歩行はできているので、決して絶望的ではないものの、今週末の試合(6日のアウェーでのチェルシーFC戦)出場は厳しく、3週間後のワールドカップを見据えた時に「ちょっと難しくなってきたようには見えます」と見解を示した。

 W杯本大会、日本は11月23日にドイツ代表とのGS初戦を迎える。その24時間前までメンバーの入れ替えは可能である。

 日本はそのあと27日にコスタリカ代表、12月1日にスペイン代表と対戦する。アキレス腱損傷により中山雄太の欠場が決まったなか、戸田氏は「回復を期待して(冨安を)メンバーに残すこともできますが、まずドイツ戦に間に合うのかどうかの判断をしないといけません」と、チームマネジメントについても言及していた。

 いまや冨安は日本の柱であり躍進には欠かせぬ存在だ。軽傷であることを祈りたい――。

【注目記事】
中山雄太欠場の「1枠」、候補は5人。本命は佐々木翔、旗手怜央。対抗は横浜FMの岩田智輝か。W杯サッカー日本代表まさかの事態に

W杯日本代表さらなる危機。冨安健洋がハムストリング負傷で交代。ELアーセナル対チューリッヒ戦に途中出場から15分後…

レアル・マドリード中井卓大とFC東京の松木玖生が“初共演”! 内田篤人もコーチで帯同。U-19日本代表がスペイン遠征、その後W杯フル代表に10人サポート参戦

Ads

Ads