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W杯日本代表さらなる危機。冨安健洋がハムストリング負傷で交代。ELアーセナル対チューリッヒ戦に途中出場から15分後…

チューリッヒ戦、ハムストリングを傷めて交代に。うつむくアーセナルの冨安健洋。(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

歩行はできたものの…。

[EL GS6節] アーセナル 1–0 チューリッヒ /11月3日20:00(日本時間4日5:00)/エミレーツ

 サッカー日本代表にさらなる危機――。UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)6節、イングランドプレミアリーグのアーセナルFCに所属する日本代表DF冨安健洋がスイス1部FCチューリッヒ戦の後半途中から出場したものの15分後の88分、ハムストリングを押さえてピッチに倒れ込み交代した。ピッチから歩いて退いたものの再び離脱を余儀なくされた。果たしてカタール・ワールドカップ(W杯)に間に合うか……。

 気温も低いなかでの一戦、冨安は公式戦では6試合ぶりとなるベンチスタートに。アーセナルが1-0とリードした73分にベン・ホワイトと代わって右サイドバックに入ったが、85分、右足のもも裏を押さえて座り込んでしまう。チームドクターが駆け寄ったが、筋肉系の負傷と見られ、すぐに交代が告げられた。

 冨安は歩いてピッチを退いたものの、うつむいたまま厳しい表情を浮かべ、ユニフォームで顔を隠したあと首を振った。

 試合はアーセナルが1-0で勝利を収めて、1位での決勝トーナメント進出を決めた。

 カタールW杯では、グループステージ初戦の24時間前までメンバー変更が可能というレギュレーションになっている。日本は23日にドイツ代表との初戦を迎える。

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