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セルタかベシクタシュ!?香川真司がドルトムント米国遠征に帯同せず、去就に動きか

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

前日のリスト入りからキャンセル。

 ドイツのブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムントが7月15日、フレンドリーマッチ2試合を行うアメリカ遠征に向けてフランクフルトを出発した。ドルトムントの地元紙『ルール・ナッハリヒテン』、ドイツのスポーツサイト『SPOX』によると、前日に遠征メンバーのリストに加わっていた香川真司が、この便には乗らなかったとレポートしている。

 帯同しなかったのは、アブドゥ・ディアロ、アンドレ・シュールレ、そして香川。また、マヌエル・アカンジ、マルセル・シュメルツァーが筋肉系の問題を抱えるためドルトムントに残った。あとは代表活動のため休暇を必要としている選手たち。ディアロはフランスリーグのパリ・サンジェルマンへの加入が決定的と言われる。

 一方、ヴォルフスブルク移籍が確実視されていたマキシミリアン・フィリップだが、このアメリカ遠征に帯同したという。

 ドルトムントは7月18日にシアトルサンダース、20日にリヴァプールと対戦。また、クラブスポンサーである『Amazon』への訪問なども予定しているという。

 ドルトムントと2020年6月まで契約を残す香川は、クラブから戦力外扱いされ、新天地を探していた。チームの始動日には姿を見せなかったものの、遠征を伴った12日のプレシーズン初の練習試合FCシュヴァインベルグ戦に登場、約30分間プレーして1得点1アシストを記録して(チームは10-0で勝利)、ファンやメディアを驚かせた。

 さらに14日に『ルール・ナッハリヒテン』は「香川が米国遠征のメンバー入り」と報じられた。しかし、直前でそれは見送られた。

 ドルトムントはアメリカ遠征のあと、7月27日から8月2日までスイスでキャンプを行う。

 また、トルコの『フォト・マック』などのメディアは、トルコ1部リーグのベシクタシュJKが香川に対し正式オファーを出していて、「チームも動き出すので7月15日までに答えがほしい」と伝えたという。

 このほか、香川がプレーを希望するスペインリーグのレアル・ベティス、ヘタフェCF、セルタ・デ・ビーゴの3クラブ、さらにイングランド実質2部にあたるチャンピオンシップのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCが、獲得に興味を示していると言われる。

 また、トルコメディア『スター』はこのほど、「ベシクタシュか、セルタか、香川は間もなく決断を下すようだ」と報じた。すると、この報道を受けて、移籍専門サイト『トランスファーマーケット』も、この噂を紹介している。

 今週、何かしら具体的な動きがあるのか――。決定は、間もなく、それともまだ先!?

関連記事:香川真司「7月15日」までに決断か。ベシクタシュに『最終期限』を伝える

[文:サカノワ編集グループ]

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