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【天皇杯】高原直泰ジャイキリ、沖縄SVが今治に4-1逆転完勝!山田雄太2ゴール

沖縄SV(C)JFA/PR ・ 写真提供:日本サッカー協会

今治は中川風希が先制点を決めたものの――。

 天皇杯1回戦が5月21日に行われ、沖縄県代表の九州リーグに所属する沖縄SVが愛媛県代表のJ3リーグFC今治に4-1の逆転勝利を収めて、2回戦へコマを進めた。今大会最初に組まれた一戦、いきなりアマチュアカテゴリーがプロクラブに勝利する(しかも大差で)、ジャイアントキリングを起こした。

 沖縄SVは元日本代表エースの高原直泰がオーナー・監督・選手を兼任。背番号「10」をつけるストライカーは今回ベンチスタートでまず試合を見守った。対する今治は、元日本代表の岡田武史氏がオーナーを務めており、注目の一戦となった。 

 立ち上がりから今治がシュートチャンスを作っていき、前半アディショナルタイム、中川風希のゴールで先制する。J3のチームが地域リーグの強豪相手に意地を見せた、はずだったが――。

 ところが後半、沖縄SVが猛反撃。55分、山田雄太のゴールで同点に追い付く。ここで相手の動揺を見逃さず、さらに儀保幸英、安在和樹がさらに得点を重ねる。そして3-1でリードした65分には高原が途中出場。

 すると68分に山田がこの日の2点目を奪う。沖縄SVが13分間に4点を奪う見事なゴールラッシュを達成。高い集中力を発揮し、鮮やかな逆転勝利を収めた。

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