【浦和-大阪】酒井宏樹が清武弘嗣とユニフォーム交換「いつまでもリスペクト」。日本代表復帰は!?「代表よりも、まずは浦和。今日のような試合をしていたら…」
ハノーファー時代の酒井宏樹(左)と清武弘嗣。(Photo by Matthias Kern/Bongarts/Getty Images)
埼スタでの黒星に責任痛感。「ホームで負けることは許されないこと」。先月末のACL準決勝以来の戦列復帰を果たす。
[J1 26節] 浦和 0-1 C大阪/2022年9月14日19:34/埼玉スタジアム
J1リーグ26節、浦和レッズの日本代表DF酒井宏樹が9月14日のセレッソ大阪戦で、延長120分戦った8月25日のACL(アジアチャンピオンズリーグ)準決勝の全北現代戦以来の戦列復帰を果たした。
右下腿三頭筋の肉離れにより、トレーニングに戻ったのは数日前だったという。そしてこの試合の0-1で折り返した後半開始から、宮本優太と代わって右サイドバックとしてピッチに立った。
劣勢を強いられていたサイドに安定感をもたらすとともに、高い位置からプレスをかけて、そこで起点を作り出した。ただし、ACLの時のようなダヴィド・モーベルグとのコンビネーションには持ち込めず、同点ゴールをもたらせなかった。
肉離れは軽傷で済み、基本的には100パーセントの状態。あとは試合勘を取り戻すことも大切になり、「(先発フル出場したい?)個人的にはやりたいです。そこはチームと話し合っていきます。でも75分も、90分も変わらないです」。
また15日には、カタール・ワールドカップ(W杯)を控えた9月シリーズに臨む日本代表メンバーの発表がある。その質問を受けた酒井は、「代表よりも、まずは浦和です。今日のような試合をしていたら……。今日はかなり自分にガッカリした部分が大きかったです」と、自身のパフォーマンスに納得していなかった。
何より今回、浦和のホームゲームで喫した黒星を心から悔やんでいた。
「ホームで負けることは許されないことです。リーグを獲る、という気持ちが少しでもあれば、もっと準備しなければいけなかった。そういうところに、自分自身納得していません。中2日で試合(アウェーでの湘南ベルマーレ戦)があるので、また次の試合へしっかり準備します」
また、試合後にはドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96でチームメイトだったC大阪の清武弘嗣とユニフォーム交換をした。
「ハノーファーで大事な時を一緒に過ごさせてもらいました。いつまで経ってもリスペクトは変わりません。同じピッチでまた再会できました。昔戦った選手、一緒にプレーした選手たちとまた会えるのはすごく嬉しいことです」
試合後にも旧交を温めた酒井は、9月21日・25日と行われるルヴァンカップのセレッソ大阪戦では清武とC大阪に“必勝”を誓っていた。
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