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【浦和】興梠慎三が8日のFC東京戦で通算『500試合』出場達成へ。史上10人目、FWでは初の快挙「強い体に産んでくれた親に、チームメイトや今まで携わってくれた監督に感謝しています」

通算「500試合」出場まであと1試合―。浦和の興梠慎三がFC東京戦へ意欲を示した。(C)SAKANOWA

「上には上がいます。周ちゃん(現在573試合出場、歴代5位)もいますからね」

 J1リーグ浦和レッズの興梠慎三が7月4日、大原練習場での公開練習のあと取材に応じた。今週末8日のFC東京戦でピッチに立つと、J1リーグ通算500試合出場を達成する。リーグ通算10人目、FWとしては史上初という“快挙”だ。

 鵬翔高校から鹿島アントラーズに加入した2005年からプロ19シーズン目での達成に。浦和では2013年からプレーし、昨年の北海道コンサドーレ札幌へのレンタル移籍を挟み、ちょうど10年目での到達だ。

 興梠はこの節目について、次のように語った。

「自分でもそこまで達成できるとは思っていなかったです。FWで初めてだと言われました。その記録はすごく嬉しく思います。あまりケガをしてこなかったことで、こうして出場の記録は伸ばせたと思います。その強い体に産んでくれた親には感謝したいです。チームメイトや今まで携わってくれた監督をはじめ、たくさんの人に感謝しています」

「(19シーズン目での達成に)あっという間だったなと思います。ただ、まだ上には上がいます。少しでもそこに近づきたいです。周ちゃん(西川周作)もいますからね(573試合出場で歴代5位)、1試合でも多く出たいです」

 FC東京とは2月18日の今季開幕戦、0-2で敗れている。その一戦へ36歳のストライカーは、「自分がどうこうというよりも、まずチームが勝つこと。ホームで戦いますし、上位に食らいつくためにも勝点3が必要です。500試合というのはあまり意識していないです」と抱負を語った。

 浦和はリーグ10勝6分3敗(27得点・15失点)の勝点36で4位。一方、FC東京は7勝4分8敗(25得点・28失点)の勝点25で11位だが、ピーター・クラモフスキー監督の就任後2連勝中だ。

Posted by 塚越始

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