給与1.2億円放棄、中島翔哉がアンタルヤと契約解除。クラブ公式HPで“節約”の金額も公表

計4億円が浮く!?

　トルコ１部アンタルヤスポルは７月４日、元日本代表MF中島翔哉（NAKAJIMA Shoya）との契約を解除したと発表した。クラブ公式サイトの発表では、中島が契約で残していた今後の給与など計約1.2億円について「放棄した」と伝えている。

　中島は2022年８月、FCポルトを経て、フリーとなってアンタルヤに完全移籍。リーグ15試合に出場したが、ゴールは奪えなかった。2023-24シーズンまで、あと１年契約を残していた。

　クラブは「中島翔哉さんありがとう」と題して、次のように発表している。

「クラブは2023-2024シーズンAチームの新体制において、サッカー日本代表選手である中島翔哉選手と決別することになりました」

「日本人サッカー選手は、我々が残したシーズンから受け取ることになる13万ユーロ、来年の契約で受け取ることになる63万ユーロを放棄した(計約１億2000万円)」

　クラブは他にレンタル満了などの人員整理によって、計260万ユーロ（約４億円）を節約できたとして、新戦力の獲得などに充てるということだ。そしてクラブは最後に「中島翔哉に感謝し、彼の将来のキャリアの成功を祈ります」とエールを送っている。