【浦和】鈴木彩艶、早くもマンチェスター・Uサポーター怒涛のフォロワー増
鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
世界中のレッドデビルズが“歓迎”。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、J1リーグ浦和レッズの日本代表GK鈴木彩艶(Suzuki Zion)の獲得に向けて、交渉が大詰めを迎えているという。日本に続き『ユーロスポーツ』が7月6日に報じ、現地でも話題を集めている。
20歳の鈴木は、日本代表としても昨年7月のE-1東アジア選手権の香港戦(〇6-0)でデビューを果たしている(通算1試合出場)。今シーズンはリーグ戦の出場はないが、ルヴァンカップ5試合のピッチに立ち準々決勝(プライムステージ)進出に貢献している。浦和のトップチームでの通算成績は、J1リーグ8試合、ルヴァンカップ16試合、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)4試合の計28試合出場。
『ユーロ・スポーツ』によると、マンチェスター・UはU-17ワールドカップ(W杯)から鈴木を追い、このタイミングでの獲得にゴーサインが出たという。交渉は大詰めを迎えているという。
この情報を受けて、鈴木のインスタグラム(アカウントは @zionsuzuki)を、世界中のサポーターであるレッドデビルズがフォロー。フォロワー数はこの数時間で千人単位で増え続け、7月6日20時時点、3万人に迫っている。
ガーナ人の父を持ち、浦和レッズ・ジュニア時代からゴールキーパー1本で戦ってきた。190センチある高さとパワーが武器で、西川周作の壁に阻まれてリーグ戦の出場機会を得られずにいるものの、明らかに異なるポテンシャルを見せつけてきた。
もちろんユナイテッドでポジションを奪うのは並大抵のことではないが、まず、その先に広がる大きな数多くのチャンスを掴むため、海を渡ることになるのか――。