【鹿島】岩政大樹監督が広島戦へ「強い相手。なんとか取り返したい」。今季ホームゲームは悔しい逆転負け
広島戦の前日練習を見守る鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS
「一戦必勝で、死に物狂いで勝点3を目指して、1試合ずつ戦っていきます」
[J1 20節] 広島 – 鹿島/2023年7月8日18:30/エディオンスタジアム広島
J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が7月7日、オンラインによる取材に応じて、翌日のアウェーでのサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。
鹿島は最近の公式戦14試合(天皇杯1試合)で1敗しかしていない。しかしリーグ戦は6月以降、最下位の湘南ベルマーレに勝利したのみで1勝2分1敗と、一時の勢いを失いつつある。再び上昇気流に乗るためには、踏ん張りどころだ。
対する広島は好不調の波があり、現在リーグ3連敗中である。
また4月1日のカシマスタジアムでの一戦、知念慶が先制点を決めたものの86分からの2失点により、鹿島は1-2で落としている。現在勝点29(得失点3差で、鹿島6位、広島7位)で並んでいるものの、広島は昨季リーグ3位であり、岩政監督は「強い相手」と警戒する。
「(最近勝利がなく)苦しまれていると思いますが、やり方自体は大きく変わっているわけではなく、大原則はほとんど変わらずやられています。ウチはここ最近ずっと負けていますし、前回も悔しい負けを喫しています。強い相手だと認識しています。なんとか取り返したい気持ちがあります」
ここからは天皇杯を含めると広島、ヴァンフォーレ甲府、FC東京と、アウェー(敵地)での3連戦が組まれる。岩政監督は「一戦必勝で、死に物狂いで勝点3を目指して、1試合ずつ戦っていきます」と、目の前の戦いに集中していくことを強調していた。